今日は3月13日の過去投稿！またまた選抜甲子園について

2020-03-13に書いたものです。

今日は先日発表された甲子園中止のニュースについて続報が出てましたので

それについて書きたいと思います。

ということで今日のニュースはこれ！

「そこまで規制したら野球じゃなくなる」 センバツ中止
このニュースです。
さて僕らが見るニュースというのは、往々にして出来事の”結果”であり、”プロセス”
ではありません。その結果をみて我々は文句を言ったり批判をしたり、応援したり
する。ここで忘れてはいけないのは、どんな結果にも”プロセス”があり、一連の物語
のなかで進んでいるということです。
それを考えると、世の中に悪者なんてほとんどいなかったりします。そして、今回の
コロナウイルスの影響で様々なスポーツが中止や延期を余儀なくされています。

その中でも最も大きなインパクトとして報道されたのはやはり春の甲子園でしょう。
選手たちにとって一生でかけがえのない大会です。だからこそ誰一人として中止
したい人なんていなかった。選手たちのために今回の出場予定校を夏の甲子園で！
や、いつか彼らが甲子園に立てるようにしよう！というたくさんの意見があり、
本当に素晴らしい事だなと思いました。
でも、選手たちはそれよりも”今回、ほんとに中止しなきゃダメなの？”
っていう思いが実は一番やるせない思いを抱える原因なんじゃないかな？って思いました。

つまり、大会を運営する高野連などの組織は、大会開幕直前まで決定が遅れ、一度
は無観客開催との報道が出た後に中止となった。ここに対して、なにか不信感
のようなものを感じてしまっているのでは？と感じました。

僕自身、そういった思いが全くなかったわけではありません。ですがこの記事を見て、
やはりみんな大会をやりたかったし、選手たちにとっての甲子園の重みを理解したうえで
努力を重ねた結果ここまで判断に時間がかかってしまったんだ、って思いました。

詳しくはぜひ記事を見て欲しいと思いますし、僕と同じように高野連などの対応に
対して疑問を持っていた方もぜひ読んで欲しいと思います。正直、二転三転した
というよりは、最後の最後まで”やる”という一択しか持ってなかったんだと思います。
それだけ甲子園と言うものの重みを感じ、最後まで模索したんだろうと感じました。

しかし結局、未来ある若者の大会で万が一の事は絶対に避けなければならない。
その中で専門家からの助言等があまりに厳しく、それを元に高野連が検討した
とされる対応策はもはや実施しても甲子園大会と呼べるものではないような
レベルの事柄だらけでした。記事のタイトル通り、この内容で強行開催を
してしまえば、それは野球とは呼べない代物になってしまう可能性すらあります。

選手のために大会を是が非でも開催したい高野連、未来ある甲子園球児
及び高校生たちに万が一のことがあってはならず、どんな手段を使っても
感染を避けたいウイルスの専門家、秋の大会以降甲子園出場に向け
冬の厳しい状況を越えて頑張ってきた選手、どこにも悪者はいません。
みんな、それぞれがそれぞれにできることを全力でやり、全力で今も
立ち向かっています。

選手にとってツラいことは、運営する高野連にももちろんツラいことです。でも、
こういう記事を見ないと、プロセスが抜け、出た結果からすぐに悪者探しが始まって
しまうことがあります。選手たちは一生に一度の大会だから可哀そう、
という声が集まりやすい。

ですが運営というのは難しいもので、ちゃんとできて当たり前、そうじゃなかったら
ありえないっていう世界なんですよね。
でもほんとは、どんなに小さな組織でもイベントでも運営することってそんなに簡単じゃない。
むしろめちゃめちゃ難易度の高い事ですよね。
でもニュースで結果だけを見ると僕も含めてそんなことをすぐ忘れてしまう。
例えば、このアメブロも当たり前だと思っていますが、なにかの原因で
サーバーエラーで数日間表示できないとか、過去のデータが消えてしまったり
とかしたら、めちゃめちゃ炎上すると思うんです。でも、この状態を普通だと思わせて、
その上でサービスを無料提供し続けるって本当は普通じゃないめちゃめちゃすごいことです。
僕らは、すぐに慣れると当たり前、と思ってしまうし、それがもしもちょっとでも欠ける
とすぐ許せなくなってしまうんですよね。

選手たちが本当に可哀そう。それはわかります。でもだからこそ、今回はあまり
どこからもなにも言われていない高野連や対策検討をしてくれた専門家などの方たちに
『ありがとう』って言いたいと思いました。
みんなこの状況の中もがいてあがいて、必死で少しでもいい方向に、少しでも影響を小さく
って考えて行動しています。縁の下の力持ちがいるから、華やかな場面でアスリートたちが
輝けるんですよね！そんなことを感じました。

さあ、明日はホワイトデーです！言ってみただけです(笑)
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