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希望を持つこと

自分で自分の人生をどうすれば良いかわからなくなった。
僕は、10年後も今の生活を続けていて、果たして、正気でいられるだろうか。
生きていることができるだろうか。

自信がない。

しばらく前、コロナが流行り始めくらいに、有名人の自殺がニュースで流れてきた。

なぜ、彼、彼女は自殺を選んだのか。

誰もが羨むような生活。幸福に思えるような人生。地位、名誉、富、あらゆるものを手にしたように思えるのだが。

人がなぜ自殺をするのか。
その背景は様々だけども、そもそも、人が自殺をしてはいけない理由はないと思う。

天から与えられたものだから。
家族、友人が悲しむから。

死にゆく人間にとっては意味をなさない。
絶望した人間にとって、そうした論理は、空虚な響きしかない。

だからこそ、僕たちには希望が必要なのだ。
明日の世界を生きてみたいと思うような希望が。

小さな希望でも、足元を照らすことができれば、人は生きていくことができる。

「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」

マルティン・ルター

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