農作業に軽トラのMTは必須?
そろそろこの疑問に終止符を打ちたいと思う私は三原市の佐木島で柑橘を栽培している柴田將志と申します。
結論MTでなくてもAT(CVT)でも大丈夫です。
一方でATの2輪駆動(2WD)でも良いのかと聞かれると私は4輪駆動(4WD)をおすすめします。つまりここではATやMT云々よりも2WDか4WDかが大事で作業性が大きく変わってきます。仮に平坦で農道も車が走れるように整備されていれば2WDでも問題ありませんが、そうでなければ4WD一択です。
タイヤが空回りしだしたり、ぬかるんだ道にはまると2WDでは脱出が困難になります。そういう意味で4WDをおすすめするといっているわけです。
ちなみに私はダイハツハイゼットトラックのCVT4WD切り替え可能タイプです。MTでないのは単純にクラッチを踏んだりシフトを変えたりするのが疲れるからです。
農業には軽トラのMTが必須と言われる方もいますが、それが何故なのかは分かりません。しかし今の軽トラよりも昔の軽トラの方が丈夫であるというのは結構言われています。昔の軽トラの方が今の軽トラよりも良いという意味では軽トラはMTの方が良いのかもしれません。
しかしながら現在は軽トラも海外で人気が出ており古いタイプのものでもお値段が上がっております。いつの日かランボルギーニと肩を並べて「田んぼるぎーに」と呼ばれる日もそう遠くはないかと思います。