慣れないことをするのは疲れる
先日農業体験の受け入れということで三原市内の中学生や先生方を招いて農業体験を行いました。せっかくなので三原市のローカルテレビ局である(株)Mcatの放送制作部の方にお願いをして農業体験の様子を撮影して頂き、後日三原市のローカル放送局でテレビを通じて流して頂きました。
怪我をしないよう楽しんでもらいたく、不知火の袋掛けを学生同士おしゃべりしながら2時間行ってもらい、その後は石地ミカンを収穫してお土産に持って帰ってもらいました。
12時が過ぎ昼食を済ませた後、意見交換会ということで予め用意されていた質問に回答し、その後は雑談をする形式で進み、私と彼らとでは歳がおおよそ20歳程離れており彼らの興味関心が何なのか分からず非常に苦悩しました。そんな中先生方から私から学生さんらに聞きたいことはなんですかと彼らへの質問を促されたので、ざっくりと「楽しみは何ですか」と質問し各々が楽し気に答えては逆に彼らから私に「楽しみはなんですか」と質問されたので、正直に答えました。「この島にいても休日は寝るか農作業をするかぐらいで楽しみはなく、たまに情報を求め島外に出たついでに尾道市の大衆浴場に行くぐらいだ」と。こうした正直な言い方が功を奏したのか、彼らから島暮らしについての疑問を沢山引き出すことができました。それからアニメや漫画の話になって15時頃にはフェリーで皆さん帰っていきました。
終了後、どっと疲れたので早生ミカンの収穫を翌日行うこととし帰って事務作業をして終えました。ちなみに中学時代に学校の図書館で唯一読めた漫画は ”はだしのゲン” でした。
※写真は中学校様より提供して頂き、noteや活動報告等の市の業務に限り使わせて頂くことを前提に学校より使用許可を得たうえ写真を掲載しております