2020/03/27 リモートワーク雑感
このご時世なので、リモートワークが当たり前に行われてきた(もちろん今日も)チームのひとりとして雑感ぐらいはシェアしてもよいのではということで書いてみる。ちなみにチームメンバーの発言の伝聞情報も混じってます。
うちのチームメンバーが書いてくれたやつはこっち
https://speakerdeck.com/jerome_1010/tips-for-remote-work-with-my-3weeks-experience
リモートは働きごこちがよい
大前提として、PCや通話等で完結できる仕事の人に限った話。
リモートワークにすると働きやすいと感じる傾向がある。ただし、出社/リモートの選択権があって、家庭や近所のコワーキングスペースなどで働きやすい人に限るみたい。
強制的・半強制的にリモートになると少し話が違ってきて、孤独感が出てきたり、やる気が減退したりするシーンが増えることがわかってきた。後述の対策を検討する。
リモートはふつう、生産性が落ちる
これリモートやってる人ならなんとなく実感あるんじゃないかと思うのだけど、個人で引きこもって長めに集中できる仕事を除いて、連携や意思決定、密なコミュニケーションが必要なところがボトルネックになって生産性が落ちる。ホワイトボードを使って説明すればすぐの内容を、テキストや描画ツールを使って頑張って書く必要が出てきたりする。
ソフトウェアエンジニアは仕事の特性上、比較的相性がいいように思うけれど、それでも仕様を詰めて共有したり、設計について議論することには一定の難があると思う。
ただしワークフローを見直す機会などにはなるので、結果的な生産性が向上するケースはわりとありそう。どんな施策であれ頻繁に試す組織は生産性が30%ぐらい向上するって話もあるらしい。
対策例: discord繋ぎっぱなし
そこそこ心理的安全性の高いチームだと、discordつなぎっぱなしでやるというのがわりと効果的だったりする。やる気が落ちたり、ちょっと相談したいけどテキストに起こすにはだるい、みたいな問題をかなり緩和・解消できる。マイクは自分が喋りたいとき以外ミュートにしておくのがいいらしい。
対策例: タスク分解してプロジェクトカンバンに乗せて朝会
タスク分解や調査をやり切っている前提だと、オンライン朝会とかで今日のアサインを決めるだけでやることが明確になるのでかなり良い。テキストでもできるが、分解がある程度終わってる状態ならdiscord/slack通話/zoomなどでやるとスムーズなようだ。
(ふつうのスクラム開発部分的に導入してるだけやんけ、というツッコミはあると思います。)
Tips: 静かな空間またはミュートの使いこなし必須
これマジで大事で、オンライン通話がないとわりとつらいボトルネックが発生する。とにかく部屋を静かにしたりイヤホン使ったりして、音声がスムーズに通る環境を作るのが大事。複数人のミーティングで駅から通話してミュートできてない人とか発生するとミーティング崩壊必至だったりする。
というわけで、リモートでの働き方について印象に残ったことをつらつら書いてみた。チームの感じを見ていても、discord非常に良さそう。