2020/03/30 シンプルを保つ

最近、複雑さが肥大化する瞬間をちょこちょこ見ている。その過程に不自然なところは何もなかったように思える。今さらそんなに頑張って共通化したり、シンプル化したりするのも、ねえ、みたいな感じで、肥大化は受け入れられる。

優秀なソフトウェアエンジニアだな、と思う人はシンプルなPull Requestを上げてくることが多い気がする。かと思えば、なんか見たことない抽象化を導入してることもある。これが後から振り返ってみると、全体にルールをもたらして、複雑化や肥大化をおさえていたりする。

これはマジで印象論だけど、後からすげー、って思うやつは初手の導入のPRがでかい気がする。このアプリケーションロジックを支えるにはこのぐらいの抽象化を最初にやっておかなきゃいけないんだ! みたいな意志が見え隠れする。

シンプルを保つのは難しい。どうしたらいいとかあんまり答えはないんだけど、プランニングと実装がないまぜになってるような方が、最終的にシンプルに落とし込めるような気はしている(プランニングと実装が分離すると、実装しやすさがあまり考慮されなくなる、というのはある)。

しかしそこ混ぜると寡頭制というか、プランナー一強みたいな世界観になるので、あえて分けるというのもあるよなあ、という思いもあり、うーむ、うーむ、という気持ち。

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