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2021年アニメ作品でよかった若手女性声優さんをピックアップしてみた(個人的視点)
みなさんお疲れ様です。
あと数週間後に2022年となり、1月期の新作TVアニメが次々と始まります。新作アニメに出演する声優さん方の活躍にも注目していきたいですよね。
今回は、2021年アニメ作品で私が良かったと感じた5名の若手女性声優さんをご紹介していきます。2022年を迎える前におさらいして、年明けより始める新作に備えておくと良いでしょう。
個人的視点で判断して挙げています(私が視聴していた作品がメインとなってしまい、お声は把握しているけれども明確な活躍までは把握できていない方もいらっしゃるので)
ぜひ、今回の記事も読んでみてください!
1.菅野真衣さん(所属:マウスプロモーション)
#コンまる 37話📗
— 菅野 真衣(かんの まい) (@_m_aaii) December 12, 2021
ありがとうございました❣️
まいまいクイズ、
皆は正解したかい?
来週はのんのんか...
答えられる気がしないぜ🌲🤗
てかてか、強制ファイオージングル初めてくらったよ〜わーん😹!
電話はさくらちゃん!🌸
初めての忘年会、良かったね🥲🧡
#アイプラ #agqr pic.twitter.com/jUZx4K51jH
【2021年 主な出演作】
「IDOLY PRIDE」(川咲さくら)
「アイカツプラネット」(観客)
「結城友奈は勇者である-大満開の章-」(役名なし)
(太字は主役格)
まず、1人目は菅野真衣さん。マウスプロモーション所属の23歳若手女性声優さんです。「かんまちゃん」や「まいまい」のニックネームで(特にIDOLY PRIDEの共演者から)親しまれています。
Webメディアのインタビューや所属事務所のプロフィールでは幼少期から劇団に所属していたとコメントされており、養成所を経て現在に至ります。
2021年1月期に放映配信されたTVアニメ「IDOLY PRIDE」が初の主役となった菅野さん。先の「2021年TVアニメで良かった・面白かった作品5選」でもIDOLY PRIDEを取り上げておりますが、菅野さんは作中に登場する芸能事務所「星見プロダクション」の10名では一番の発見でした。
可愛い系統の声で、物語を左右する"過去"を抱えている少女・川咲さくらを前向きに明るいキャラクター方向性を保ちながら演じています。
全12話の最中には過去に触れるエピソードも織り込まれていますが、シリアスな展開でも私たちの歌をと、アーティストユニットである「サニーピース」のエースとして奮闘していました。
川咲さくらを演じ切った菅野さんは、ご自身のInstagramでもアカペラで歌唱を披露するなど、歌に対しても上手さを感じさせます。IDOLY PRIDEで得ている経験を生かして今後はより他作品での活躍を見てみたいところですが(所属事務所がどこまで売り込んでいくのだろうか?)
残念ながら、2021年に出演した作品で主役およびレギュラークラスはIDOLY PRIDEのみですが、1本だけでも十分に声優ヲタ・ファンの心を掴んだのではないでしょうか。
2.若山詩音さん(所属:劇団ひまわり)
若山詩音:「さよなら私のクラマー」 越前佐和の「育ちのよさ」を意識 とにかく健気で優しくhttps://t.co/S9Mmr6NQkl#若山詩音 #さよなら私のクラマー
— mantanotaku (@mantanotaku) June 12, 2021
【2021年 主な出演作】
「SSSS.DYNAZENON」(南夢芽)
「無色転生~異世界行ったら本気だす~」(七星静香)
「さよなら私のクラマー」(越前佐和)
「takt op.Destiny」(コゼット/運命)
(太字は主役格)
2人目は若山詩音さん。
安定の「劇団ひまわり」枠、23歳の若手女性声優さんです。
Wikiなどに書かれているデビュー作が「RED GARDEN」(幼少期のアンナ)となっているんですが本当ですか?RED GARDENといえば、寿美菜子さんと豊崎愛生さんにとってそれぞれのデビュー作であったのですが汗
2019年に劇場版「空の青さを知る人よ」でヒロイン・相生あおいを演じて以降アニメ作品への出演が増加。2021年は出演した4本のうち3本で主役・レギュラー格の役をゲットしています。
いずれも印象深い作品なのですが、若山さんで印象深かったのは「SSSS.DYNAZENON(以下、ダイナゼノン)」です。
ダイナゼノンではヒロイン・南夢芽を担当。主人公・ガウマとひょんなことから遭遇してダイナゼノンの起動メンバーとなってしまい怪獣との戦闘に立ち向かう少女を演じました。
「自身を表現するのが不器用」という特徴を持ったキャラクターの成長に寄り添いましたね。怪獣との戦闘とともに姉・香乃がなぜこの世を去ったのか核心に触れていく描写もありましたが、事実を知って徐々に周囲とも打ち解けていく様子を柔軟な演技で印象付けています。
また、2021年10月期放映の「takt.op.Destiny」でも、コゼット/運命を演じております。
アクシデントにより怪物「D2」に襲われ瀕死の状態となった少女・コゼットは、「運命」としてムジカートと呼ばれる戦闘能力を持った少女に転生します。
転生して”感情表現”を失ったのですが、主人公・朝雛タクト(CV:内山昂輝さん)とニューヨークへ向かう旅の途中で徐々に成長を見せていく過程は物語の重要なポイントです。
私は若山さんが運命の成長過程を丁寧で心が込められた演技をしているように感じました。収録時にスタッフさん方から求められている期待を受けて演技で応えているのでしょう。
2022年も1月期で既に「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」「明日ちゃんのセーラー服」にレギュラーが決まっています。若山さんの今後に注目しておくと良いかもしれません。
3.長谷川育美さん(所属:プロ・フィット)
#長谷川育美 #川井田夏海 #なんあり
— 長谷川育美・川井田夏海のなんにもしたくありません (@nanari_bergamo) December 6, 2021
第9回ありがとうございました!
次回は12月18日(土)21:00から
映像ありでお届けします!
それから番組サブスクメンバー向けのDiscordでの生電話も企画中(予定)
詳しくはまた後日に!
今回の画像は… pic.twitter.com/tG2c3oK9eY
【2021年 主な出演作】
「弱キャラ友崎くん」(七海みなみ)
「86-エイティシックス-」(ヴラディレーナ・ミリーゼ<レーナ>)
「現実主義勇者の王国再建記」(アイーシャ・ウドガルド)
「ウマ娘プリティーダービー Season2」(ミホノブルボン)
(太字は主役格)
3人目は、長谷川育美さんです。
先に謝罪したい事項が。。
「86-エイティシックス-」のレーナ役を担当されておりますが、最初は雨宮天さんと勘違いしておりました。申し訳ございません。
初めてお声を拝聴したのは「エイティシックス」のレーナ。2016年ごろからモブ役で着実にアニメ出演は獲得していたのですが、初のヒロイン役がレーナだったのですね(エイティシックスは1期途中以降観ていないのでこれ以上は割愛させていただきます汗)
「弱キャラ友崎くん」では、活発タイプの少女・七海みなみ(みみみ)を演じています。落ち着きのある大人びた少女であったレーナとは正反対の性格でしたが、みみみをそつなく演じていたのには驚かされました(視聴したのは本放送ではなくエイティシックスのあとで、9月頃でした)
主役格ではありませんが、2021年はアニメでもアプリゲームでも世間をあっと言わせた「ウマ娘」にて、ミホノブルボンを演じているんです。
ウマ娘自体は2016年にプロジェクトが発表されていますが、2018年のOVAからコンテンツに参加している長谷川さん。運の良さは間違いないです。
着実にアニメ出演をこなしており、2022年も「恋は世界征服のあとで」にて出演が決まっているので、今後の活躍にも注目が集まります。
4.宮下早紀さん(所属:シグマ・セブンe)
【最終話放送カウントダウン!】
— 『探偵はもう、死んでいる。』公式@原作6巻発売中! (@tanteiwamou_) September 19, 2021
現在、アニメスタッフ・キャストの皆様から頂いた最終話放送直前スペシャルメッセージ&イラストを順次公開中!
シエスタ役:宮下早紀さん
最終話の放送まであと……
3時間!#たんもし #tanmoshi pic.twitter.com/oAxmCeyRws
<#さきならしかたない 10
— wktkライブ公式 (@wktk_live) December 8, 2021
ご視聴ありがとうございました〜#宮下早紀 pic.twitter.com/RthRWGke7d
【2021年 主な出演作】
「装甲娘戦記」(スズノ)
「探偵はもう、死んでいる」(シエスタ)
(太字は主役格)
4人目は、宮下早紀さんです。
2018年に「はるかなレシーブ」の比嘉かなた役で初の主役格を獲得し、2019年は「放課後さいころクラブ」の主人公・武笠美姫役を務めております。
2016年より声優キャリアを積み重ね始めて、その他諸々アニメ・ゲーム作品に出演されていましたが準レギュラーもしくは単発出演でとどまっておりもう一息といったところ。
殻を破る一手となりそうだと感じたのが、「探偵はもう、死んでいる(以下、たんもし)」にてヒロイン・シエスタ役を務めたタイミングです。
謎の探偵少女であるシエスタですが、TVアニメ放映わずか2話目で既にこの世を去っている設定となっており、以降は主人公・君塚君彦(CV:長井新さん)の回想シーンにて登場。
「たんもし」の物語進行は大半が君彦による過去回想や他キャラクターの証言を中心に進めていくのですが、君彦の回想に登場するシエスタの仕草やリアクションが多くのファン・視聴者を魅了していたのではないでしょうか。
君彦をからかったりする場面で、声の使い方や気持ちの表現が上手くつけられている上に、宮下さんが持っていらっしゃる声色がシエスタにマッチしていたのではないかなと。
たんもしは全12話構成ですが、クライマックスに至るまでが衝撃を受けるだろうと思います。宮下さんの演技にも注目しつつ是非視聴していただきたいです。
その他、「装甲娘戦記」にもメインで出演されておりますが、視聴していないのでコメントできず(申し訳ありません)
しかし、人気キャラクターでヒロインでもある、シエスタを演じた経験は今後の宮下さんが進むキャリアへ大きく左右したのではないでしょうか。
現状、2022年放映予定のアニメ作品でレギュラーが決まっておりませんが、ゲーム「Heaven Burns Red(以下、ヘブンバーンズレッド)」にて声をあてると決定しています。
「AIR」「CLANAD」「リトルバスターズ」など多数の作品でシナリオを手掛けた麻枝准さんによる最新作です。注目を集める作品に出演する宮下さんの飛躍に期待していきましょう。
5.矢野妃菜喜さん(所属:ソニー・ミュージック・アーティスツ(SMA))
❤️TikTok更新❤️
— 「SELECTION PROJECT」公式ツイッター💖毎週金曜日大好評放送中💖 (@pj_selection) December 13, 2021
TVアニメ「SELECTION PROJECT」
公式TikTokアカウント更新❤️
美山鈴音役 #矢野妃菜喜 さんの
いつか かなう 夢🌈
🌈アニメ映像はこちらhttps://t.co/yx0PHKNl91
🌈TikTokはこちらhttps://t.co/fs4lXF0vpZ#セレプロ pic.twitter.com/SJkJXkMiXg
【2021年 主な出演作】
ワンダーエッグ・プライオリティ(沢木桃恵)
SELECTION PROJECT(美山鈴音)
ウマ娘 プリティーダービー Season2(キタサンブラック)
(太字は主役格)
5人目は、矢野妃菜喜さんです。
過去にアイドルグループ「私立恵比寿中学」に所属した経歴を持ち、その他舞台や音楽アーティスト活動の経験を積むなど徐々にアニメ関連の仕事へ。
2020年「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下、ニジガク)」にてアニメ版での”主人公(プレーヤー)”ポジションである、高咲侑を演じ多くの声優ヲタやアニメファンに名前を売り込んだと思います。
迎えた2021年、「ワンダーエッグ・プライオリティ」で沢木桃恵、「SELECTION PROJECT(以下、セレプロ)」で美山鈴音と主役格を2本も担当。それぞれの作中ではアーティストユニット活動に絡んでおります。
特に矢野さんの2021年で語りたいのは、セレプロです。
(セレプロについては、当方がnoteで執筆した記事「2021年TVアニメで良かった・面白かった作品5選」や「「IDOLY PRIDE」と「SELECTION PROJECT」は似ている作品なのか?」でも触れておりますのでもし宜しければご覧ください)
9人のアイドル候補生が互いを競い合う中で、物語の主人公ポジションである鈴音を演じ、ニジガクでは叶わなかった「アイドル活動」に絡む機会を得ました。
鈴音には深刻な過去があったのですが、伝説のアイドル・天沢灯(CV:早見沙織さん)に憧れて夢を追いかけ、仲間とともに切磋琢磨する過程を丁寧に演じていると感じ取っています。
特に、6話と7話は鈴音視点でスポットライトが当てられているので、矢野さんの演技に注目していただきたいです。
セレプロは顔出しでのアーティストユニット活動も今後積極的におこなわれるようですので、作品を通じて成長していく矢野さんの姿を見守れるのではないかと。
同時に、「ウマ娘 プリティーダービー」でもキタサンブラック役を務めているので、声を聴く機会は多くなっていくと思います。
2022年は今のところ新作アニメのレギュラーは獲得できておりませんが、今後にも期待していきたい声優さんの1人です。
まとめ
今回は、2021年アニメ作品でよかった若手女性声優さんをピックアップしてみました。
他にも視聴していた作品の中で気になった声優さんは多々いらっしゃいますが、みなさんが知っていらっしゃる範囲で考えると上記の5人が該当するのかなと考えております。
若山さん、長谷川さんは既に2022年もTVアニメでのレギュラー出演作が決まっていますし、所属事務所はより力を入れて売り出していきたいのではないでしょうか。
みなさんもそれぞれ注目されている若手女性声優さんがいらしたら、ぜひ私のTwitterアカウントなどでコメントをいただけたら嬉しいです。一緒に若手女性声優さんたちを応援していきましょう。
次回は、「2022年の活躍に注目したい若手女性声優さん」ネタで記事を執筆しようと考えておりますので、ぜひまた読んでくださると幸いです!