結果だけなんてそんな簡単じゃない。
娘の大会が終わりました。と言うか、目指している種目が終わりました。あとは、最終日に1種目。
作戦を立てる。
必要な事は、その大会や試合で何がしたいのか?である。
誰もが言う。優勝目指して。
全然悪い事ではない。力の差はあっても、誰でもスタート地点に立れば権利がある。
スタートしてからが大切なんです。
優勝の仕方。です。
これがないと、それまでの過程のトレーニングをどうしたらいいのか?がわからない。
野球のピッチャーであれば、空振りをとる決め球がある。スライダーにスプリット、カーブにフォーク。その一球で勝負し、空振り三振か打ち損じでアウトを取る。
そこまでの球種と配球の積み重ね。
スポーツは、自己表現というか自己主張的な事も出来る。
勝敗ばかり気にして、応援者は常に勝つか負けるばかり。
それは、選手自身が1番誰よりもわかっていて意識している。
我々が観ないといけないのは、どのように勝負するその勝負にする為にどこまでてやってきたか?である。
あれだけやったのにダメか。とか1番感じているのは選手本人だ。
そういうコトを観れたら、違う視点から応援できる。
良く言われるのが、スポーツは結果だ。
である。
オリンピックをみたらわかる。結果にこだわっているのはメディアでありそれに引きずられたかのように観戦者はメダルにこだわる。
選手達はもちろんメダル、金メダルを目指している。
だけどもそれよりも前に大切にしているものがある。
それが、これまでの過程と取り組んできた事の成果を、力を思う存分発揮してその時間をしっかりと楽しむ事だ。
これの1番最初をしっかりと応援しよう。応援者は結果なんて求めすぎない。選手がそれは一番の大トリで目指しているから大丈夫。
最初の過程をしっかりと観て、見届けてちゃんと評価し声かけてみよう。
何のためにやってきたのか。何をしたくて取り組んできたのか。その取り組んだコトを発揮できたか?です。
簡単にそれまでの過程が大切とか、結果が大切だと言わなくて良い。
選手が1番、誰よりも、自覚している。悔しかったり、嬉しかったり、あと少しとか、あの差この差は。
観る側は、簡単に結果だけでじゃなく知らないといけないコトありますから。
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