自分のいるステージ。

ツールドフランス、何年振りかの勝利。

インタビューの記事読んだら胸が熱くなります。
その選手が好きとか嫌いとかでは無いです。

選手は、レースがあっても無くても走っても走らなくても必ず悪い事がある。

全てが良いと感じるのは、勝った時だけ。

勝利を量産しているときは、この良いと感じる時が当たり前になる。
勝てなくなった時に改めて悪い時を何倍にも苦しく感じる。

「もう終わりかな。」「どうしたら戻れるか？」「良いときはこうだったから今は、、、」等考える事はたくさん。

勝利から遠ざかり、それでも諦めずトラック競技で変化をもたらしたり、ロードレースを走り続けトラック競技も行い。

それでも、引退寸前まできた時にかつて所属した古巣へ復帰。

そして、ツールドフランスに戻ってきた。

それだけでは無く、ステージ優勝。これで通算31勝。最多記録は34勝。

勝利したその時だけがむくわれて、その人とそのチームだけが成功となる。

『諦めずにチャレンジし続ければいつか良い事や達成が訪れる。』

そんな言葉を聞いてどう思いますか？

『特別な人だけだよ』
『当たり前の事言うな。わかってる。』
『そんなわけないだろ。』
『そうだよ！今はそこに向かっている時だ。』
『諦めずに頑張ろう。励まされた。』
等たくさんの自分の中に出てくる言葉。

必ずしも、勝利だけが成功じゃない。

人のこの喜びとそこまでの道のりをしっかりと共感して、自分に置き換えて自分のステージに置き換えて共有できるか？それが大切で、あの人のこう言う時は、自分のこう言う時と似ているのだろう。等共感し共有できて始めて自分の事に変換できる。

海外では、『こんなすごい選手・人がいてそのステージに自分も一緒に立つんだよ！』って言う考えで、それについて回りも『すごいじゃ無いか！楽しみにしてるよ』と応援する。

『すごい選手がいても、自分はすごくないし関係ないしあの人だけが特別だから。』と同じステージにいても全く別物と見るのか。

この差はとても大きい。

人は人。だけど、その人を尊敬してその人は特別ではあり素晴らしい人であるけど、そんな人と自分も同じステージで戦えるんだ！という価値をしっかりとわかって、知ってその中で尊敬し合い高みを目指す。

大切な思考です。