コントロールと技術
今日は、ネットニュースにて中学生の硬式野球チームの記事から。
飛ぶ金属バットではなく、飛ばないバットで練習や練習試合を行うというチーム方針。
しっかりと、芯に当ててちゃんとした技術が無いと飛ばないそうで、その理由は『今の結果』ではなく『今後をみて』という事。
なぜ?進学にも、強豪校へいくにも結果じゃない?だから今は当たれば飛ぶバットで結果だしていた方が絶対に良いはず。
と考えるのが普通だろう。
そう考えていたら素人なんだろうな。
金属バットより、木製バットは飛ばない。
だけど、プロは技術とトレーニングであれだけ飛ばしてホームラン量産、ヒット量産する。
それを中学生の時にしっかりとやる。と言うイメージだ。そうする事によって、成長期という時期にしっかりとちゃんとした技術を身につける術を得る。
これ、自転車界でも言える。
小学生や中学生で、ロードバイクでレースにでる。
ロードバイクに乗ってるから速いのであって、速いからロードバイクに乗っているではない。
ロードバイクがクロスバイクに負けたらもうその後は勝てない。
毎日ロードバイクでトレーニングしていて、違うスポーツの子がたまたまロードバイクでそのレースに出て勝ったら、毎日やっている子はおそらく今後勝つのは難しい。
その世代では、自己処理も難しい。判断もできない。
一般車で速く走る。走り続ける。技術を身につける。
そして、ロードバイクに乗ったら一気にさらに速くなる。
Cycleshop Ashivivaで行っている事なんです。
キッズクラブは、一般車でトレーニング。
一般車は重い。進まない。簡単に楽にならない。
だけど、それが当たり前に楽になるほどペダルを踏み続けられたら、ロードバイク乗ったとき驚くほど軽い。
そして、楽だ。
親御さんは、今すぐに結果。と考えライバルがロードバイクだから、自分の子供も今からロードバイク。となるけど、子供の体と脚と精神力の消耗は激しい。
まぁ、誰に言っても伝わらないんですが。
野球でも同じように考えて、取り組んでいるチームがあるんだ!と親近感を持ったので。
自転車はロードバイクじゃなきゃいけない。なんてそんな事はない。
そういう活動をこれからもやっていこう。