【BB放談・GAME REVIEW④】「守り」を信じ続けた栄冠
Bリーグ・2023-24シーズンの最終決戦となったB.LEAGUE FINAL。連覇を狙った琉球ゴールデンキングスに相対したのは、レギュラーシーズン最終節にワイルドカード上位の座に滑り込んだ広島ドラゴンフライズだった。
GAME1を勝利して一気に連覇を決めきるかと思われた琉球を止めた広島。1勝1敗に持ち込まれたゲームを、どのようにたぐり寄せたのか。改めてゲームを紐解く1本としたい。
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何は無くとも「先手」
今回のシリーズでは、過去のBリーグファイナルズ・10試合の中で一度も起きなかったリードチェンジ「0」という展開がGAME1で発生。琉球としてはなかなかエンジンがかかっていない試合もあった#14岸本隆一、#15松脇圭志、#30今村佳太が大当たり。CS史上最多となる1試合15本の3PMを記録して「ちぎる」展開に持ち込んだ。
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