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『買うたび後悔、選択筋のワナ』日経新聞の今朝(1/24)の新聞記事を読んで!


いつもありがとうございます。

本日の日本経済新聞に気になる記事がありました。以前選択筋があることは良い事だと言う事を書いた事がありますが、あり過ぎると良くないと言う記事です。

3ム活動『ムリ』『ムダ』『ムラ』を無くそうと工場では3ム活動など改善活動を進めていますが、工場だけではなくて世の中全体がこのような『ムリ』『ムダ』『ムラ』に覆われているのではないかと危機感さえ感じてしまいました。


SDGsと言いながら、ありあまる商品の種類。それが一体どれだけ世の中で無駄が生じているのだろうと思います。買われることが無く廃棄される洋服が年間で15億着あるという事実、消費者庁によると、おにぎりにすると毎日1億2千万個相当の食糧が廃棄されている事実。

だからSDGsという活動が活発になり始めているのかと思います。世界の飢餓人口はコロナ禍で増加をたどり、資料にもよりますが7億から8億人が栄養不足に陥っているとの報道もあります。実に世界人口の約9%に達する数字ですね。


新聞の記事では、様々なスイーツから好みを選ぶのですが選択筋が多い方が後悔度が高く、選び直すなら違うものを選ぶ。あせるとさらに満足度が低下していくという記事です。(2022.1.24:日本経済新聞朝刊から抜粋)

選択筋が多ければ多いほど、後悔をして買い直したりすることでロスが増えたり、混んでいる状態での買い物は焦りが生じてしまい満足度下がってしまうというう、日本人ならでは!という感じもしますよね。


SDGsへの関心が高まる中、工場としてはSDGs12のつくる責任・つかう責任にこだわっています、と以前書きましたがこれは物作りの工場だけの話ではなくて食品工場ももちろん含んだ話だと思います。

SDGs12には、詳細な目標として8っのターゲットと3っの具体策が掲げられています。特にSDGs12の中の3番目の目標として『2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる』となっています。


栄養不足人口が世界で約8億人、日本では毎日1億2千万個のおにぎり相当の食料品が廃棄されている。もちろん日本だけではなく先進国では同じような事がおきているかと思います。これを2030年までの半分の6千万個相当に日本は減らすという目標を掲げているのですよね!

個人の力はとても小さいです、その積み重ねが世界を変えて行くのだと思います。そして選択筋が多すぎるという切り口からも企業は努力を進めないといけないだろうし、単なる絵に描いた餅にならないように日々の我々の努力が必要と思いました。



作る企業に責任はありますか?
使う我々に責任がありますか?
売る責任は考える必要ありませんか?


SDGs12:作る責任・使う責任
ここにこだわっています!!




いつも最後までありがとうございます。



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