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仏教に学ぶ生き方、考え方「掃除をする時に心がけていること」

 九月になり部屋の「掃除」を少しずつ進めています。

 夏の暑さで部屋全体がモヤッとした印象になっており、「カビ臭い」ところもあります。

 それを少しずつ解消しているのです。

 ラグや毛布を洗い、掃除機をまめにかけて拭き掃除もしっかりと行う。

 柱や壁も拭き掃除でかなりきれいになるので、「知らず知らず」の間に汚れは溜まっているのだなと感じています。

 掃除をする時に、どうしても汚いところを見逃すわけにはいきません。

 排水溝や部屋の角には汚れが「これでもか」と溜まっています。

 それと向き合うのはとても「億劫」ですよね。

 でも実は汚れは毎日「少しずつ」溜まり続けているから目に見えてくるのです。

 億劫なことに向き合わないと、ますます多くの汚れと「向き合う」ことになります。

 逆にまだ見えていないときから「こまめ」に掃除をしていれば、それほど億劫に感じません。

 なので思いついた時に「少しずつ」掃除をするのが実は一番なのだと思っています。

 そして掃除を「嫌だな〜また明日にしよう」と思う心こそ、きれいにしていけたらと思うのです。

 できる範囲で「コツコツ」と。

 掃除は心の「有り様」を如実に表す行いなのかもしれません。


☆今日の一句☆

 お掃除は
    心のあり様
        観る鏡

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