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仏教に学ぶ生き方、考え方「鏡」

 法要に呼ばれると「法衣」を着て出かけます。

 この法衣ですが所謂「和服」ですので襟元を整える必要があります。
 
 一番ありがちなのが「襟がズレている」ということです。

 こればかりは感覚ではわかりませんので「鏡」でチェックする必要があります。
 
 でも時々忘れてしまうのです。

 帰ってきてから「あ〜、ズレてたわ」ということもあります。

 でも鏡を見て、襟元チェックとともにもう一つ必要なことがあります。

 これは「心の鏡」をチェックするということです。

 法要に向かうのに必要な「心持ち」ができているかを目を閉じて心の鏡に映し出すのです。

 「ちゃんと禅定ができているか」「和顔愛語の気持ちでいるか」「仏法を伝えようとする心持ちでいるか」などなど自問自答してみます。

 「できるかできないか」ではなく、そういうことに「心を向けていく」ことが大切だと思っております。


☆今日の一句☆

 お坊さん
    心の中も
       チェックする

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