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ほとけさまのおしえ「人生というもの」
最近ふと思うことの一つに、今まで自分が求めてきたものは果たして本当に「求めたいものだったのか?」ということがあります。
偏差値の高い学校に入学し「高学歴」を履歴書に記入するために若い時期のかなりの時間を割いて勉学に勤しみますが、これは本当に必要なことなのかなと。
明治になり「富国強兵政策」のもと近代の学校教育体制が整備されました。
しかしそれ以前は、寺子屋で読み書き算盤を学び地域で社会性を学べば、あとは自分の「知的好奇心」を自ら磨いていたのではないかと。
つまり生きていくうえで必要なことさえ学べば、あとは「自分から自由に求めて」勉学に勤しんだはずです。
その頃に比べると今は遥かに「管理的、事務的」に教育が行われているのではないかと思うのです。
そして本当に活躍している人は実はそういうことを分かっていて、上手にその中で「自分の好きなこと」を磨いてきたのではないかなとも感じるのです。
特に小中学校で生きづらさを感じ、不登校を経験したり心を病んだりしておられる方に、今の環境はあなたの「全てではない」とお伝えしたい気持ちで溢れております。
そしてもっと自由に、「人目を気にすることなく」生きてほしいなと思うのです。
仏教にはそれを「後押し」してくれる教えがたくさんあります。
仏教なんて〜、、、と思わずにまずは「まっさらな心」でそれを感じてもらえたら嬉しいのです。
☆今日の一句☆
ほとけさま
あなたの心
解き放す