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arata56
仏教に学ぶ生き方、考え方「自立するということ」
人は大きくなると「自立」を求められます。
特に社会に出ると「経済的、精神的」に自立することが大切だと言われます。
では自立とは一体「どのような」状態だと思いますか?
例えば「私は完全に自立してます」という人が、「無人島」に行ったらどうなるでしょう?
完全に自立しているなら、無人島でも「平気で」暮らせるはずです。
しかし、ほとんどの人は数日で「音を上げる」でしょう。
つまり自立とは、実は「任せられるところをお任せすること」で成り立っているのです。
そう考えると「精神的な自立」も誰かに「お任せ」することがあるかもしれません。
真宗で最も大切にされている教えに「他力本願」があります。
これをよく「自立していない人を揶揄する例え」で使う人がいます。
でも「阿彌陀如来様」にお任せすることで心穏やかに過ごせれば、それはもう「精神的な自立」と言えるのではないでしょうか?
☆今日の一句☆
任せます
私が私で
あるために