仏教に学ぶ生き方、考え方「ただそれだけのこと」
私にもそれなりにいろいろな「悩み」があります。
悩みというからには、自分にとっては「大きなこと」として捉えています。
「お寺をどうしていくか」とか、「御同行様との関係をどう繋げていくか」とか、「今度の法要には何を話そうか」とか。
そういうことが私には「重大なこと」なのです。
というか重大なことと頭の中で「膨らませて」います。
でもよく考えてみれば、それは「どうでもよいこと」のようにも思えます。
そして「ただそれだけのこと」と考えれば、それ以上あれこれと思い煩うこともなくなるのです。
「地球の歴史の長さ」から自分を振り返ったり、「空から俯瞰する」ようなイメージで自分を観たりすると、特にそのように感じます。
ただそれだけのことに囚われ、思い煩うのが凡夫なのかもしれません。
☆今日の一句☆
それだけの
ことと思えば
悩みなし