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028mikoto
仏教に学ぶ生き方、考え方「御同行様がお寺を想ってくださっているということ」
今日は世話方様数人から声をかけていただき、お寺の今後に向けて「意見を出し合う集まり」をしました。
こういう時は住職である私は「脇役」で、話を見守る立場に徹しようと臨みました。
けっこう皆さん思っていることがあるらしく、「聞いてきた話」や「見てきた話」をしていただきます。
「京都の有名なお寺がこんなことをやっている」、「あそこの御朱印は絵が書いてあって字もうまい」、「住職の話術が面白い」などなど。
それを聞いているとなんだか「ダメ出し」をされているようで変な心持ちになってきます。
数人で年回法要に来るだけのお寺になっていると言われた時には、思わず「年回で故人を忍び、仏法に出会える時間も大切にしたいですよね~」と口にしていました。
二時間ほど話をしていただき、今年は「風鈴」を飾ってみようということになりました。
でもこうやってお寺のことを考えて「盛り上げていただく」ことは考えてみればありがたいことです。
そして何よりも世話方の皆さんで「何かをしよう」と動いていただけること、とても嬉しいことです。
御同行のお一人が、「私たち一回はお世話にならなきゃいけないこのお寺をなんとか盛り上げていきたいです」と言われたことがとても嬉しかったのです。
そういう皆さんにお任せできる「ご縁」をいただけるのはありがたいことだなと思っております。
☆今日の一句☆
御同行
お寺を想いて
くだされる