仏教に学ぶ生き方、考え方「温もり」

 この時期、朝の勤行は凍えるときがあります。
 
 ほぼ氷点下の中で、吐く息を白くしながら勤行をいたしております。

 それでも声を出し続けていると、不思議と「寒さが遠のいていく」瞬間があります。

 身体の内から出てくる「温かさ」のようなものを感じるのです。

 先日、あまりにも寒かったので隣に「ストーブ」を置いて、お勤めをしてみました。

 そうすると、不思議と「温まらなかった」のです。

 もう少し詳しく言うと、表面だけ「熱く」はなりましたが、身体の中からの「温もり」を感じることができませんでした。

 なので、基本は「暖房なし」でお勤めをするようにしています。

 寒さの中に感じる「内なる温もり」を密かに楽しんでおります。

☆今日の一句☆
  自分から
     出てくる温もり
          感じよう




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