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ほとけさまのおしえ「秋の京都」

 今日は早起きをして朝から「京都」に来ております。

 秋の京都といえばやはり「紅葉」を楽しみにしていましたが、まだちょっと早いようで「木の先がうっすら赤らんでいる」ような感じです。

 京都で一番好きな場所はやはり「インクライン〜南禅寺」にかけての風景でしょうか。

 ことに南禅寺の南大門と紅葉のコントラストは「圧巻」です。

 でももう一つ、境内に「琵琶湖疏水」の水路が流れているのが何か不思議な感覚になります。

 琵琶湖疏水は明治時代に東京遷都によって衰退していた京都の街に、大規模な工事を行うことで地域活性化の役割を果たした歴史的経緯があります。

 のみならず、豊かな琵琶湖の水の恵みを京都の町中に「運ぶ」重要な役割も果たしています。

 そして百年以上たった今は、歴史的な建造物として「文化的な価値」も提供しております。

 平日の京都は観光客は少なめでしたが、その殆どは「外国の方」でした。

 京都の価値はまさに「全世界」から注目されているのです。

 その中心的な役割を寺院や神社の建造物とその歴史が担っていることは、まさに日本の観光の「屋台骨」と言っても過言ではないでしょう。

 そして建物だけではなく人々の心の中にも仏教的な「安心と和合の精神」が脈々と生き続けていってくれたら嬉しいのです。


☆今日の一句☆

 来客を
   和顔愛語で
       おもてなし

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