仏教に学ぶ生き方、考え方「エイプリルフール」
本日は「四月一日」です。
四月一日というと「エイプリルフール」だと思って、どんな嘘をつこうか考えてしまいます。
あまり「びっくり」させないように、でもどこか笑えるような嘘をつくのは意外と難しいものです。
途中で「あ〜、これは嘘なんだな」と聞いている方が気づくような嘘でないと、後でお叱りを受けたりします。
そうして、そういうことを考えているうちに、一日は「終わっていく」のです。
嘘はなるべくつかないほうがいいのですが、実は「仏教」では嘘をつくことはあるのです。
仏教で言うところの嘘は、「妄語」(もうご)と「方便」(ほうべん)と言われる二つがあります。
妄語は相手を「騙し」、自分が利益を得るためにつく嘘です。
対する方便は、相手の心中を推し量りながら自ら「真実」に近づけるためにつく嘘です。
そしてお釈迦様は、沢山の「方便」をおっしゃいました。
中には「なくなった人を生き返らせよう」という嘘までつかれたのです。
でも結果的に真実を悟り、仏法に「帰依」する方もおみえになったのです。
さてこの話は「本当」でしょうか?
もしかしたら「嘘」かもしれません。
そう思われた方はぜひ、自ら「検索」して、仏教の教えを生活に「取り入れて」みてください。
☆今日の一句☆
嘘なのに
信じる私
四月馬鹿