仏教に学ぶ生き方、考え方「お経はいつから読まれるようになったのか?」(其の壱)
法事のときに必ず読まれるお経ですが、いったいいつから読まれるようになったのでしょう?
お経は、お釈迦様が四十五年間に渡り、各地でされたお説法を聞き集めたりものです。
ですので「私はこのようにお聞きしております」という言葉で始まるものが多いのです。
そのお経はお釈迦様がお亡くなりになってから「数百年」かけて作られたと言われております。
なので先祖から代々伝え聞いたことを文字に起こされたことになります。
その数は七千巻あまりと言われております。
当然ながらお釈迦様がお説法されたときには、お経を読む慣習はありませんでした。
お釈迦様のお説法を各地で聞きたい人が集まり、それを聴いて仏法を学んでいたのです。
そのときにお釈迦様から「直接」聴けた人は本当に幸せだったと思います。
そして全てを「聞き逃すまい」ととても集中されていたと思います。
☆今日の一句☆
できるなら
釈迦の説法
聞いてみたい