仏教に学ぶ生き方、考え方「風鈴の音色に癒やされるひととき」
自坊には熱心な世話方様がいろいろな行事を企画していただいております。
今年はどんなことをしようか、案を練ってきてくれました。
本堂を使ってブラスバンドの演奏会を開くことや「風鈴」を飾って涼を感じていただくことなど、考えてくださます。
そしてすごいことは自分たち「世話方」で企画し運営し、会計も執り行おうとされていることです。
さっそく風鈴の見本を買ってきていただき本堂にぶら下げると、心地よい風に吹かれてカラカラときれいな「音色」を聞かせてくれました。
風鈴の音色を聞いていると、故人様が話しかけてきているようでとても「癒やされた」気持ちになります。
そして一人でも多くの人に、その音色を聞きにお寺に足を運んでもらいたいという、高い志を持っていてくださいます。
お寺に貢献したいという方は少なからずおられます。
施設設備をよくしていただいたり、清掃活動に参加していただいたり、行事の役割を進んで引き受けたり。
それはお寺を盛り上げることで「地域に貢献」し、それが地域の「安心安全」につながると考えてのことです。
そういう人がそばにいてくれるだけで、住職はとても「心強い」のです。
それこそが同じ行いをする「御同行」(おんどうぎょう)であると強く思うのです。
☆今日の一句☆
風鈴の
音色が響く
夏の風
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