仏教に学ぶ生き方、考え方「おたより」
自坊では「おてらだより」という「おたより」(通信)を発行しています。
以前は年に四回、発行しておりましたが、最近は年二回に減らし、その分「通信アプリ」を使った配信をしております。
ゆくゆくは「紙媒体」でのおたよりは無くしていきたいと考えてのことですが、意外と紙のおたよりを「楽しみ」にしてくれる人も多いのです。
自坊の御同行様も高齢化が進み、スマホを持っていなかったり、持っていても電話だけという人も多くいます。
そういう方にも必要な情報をおたよりで「お届けする」ことは大切なことだと考えております。
アプリでの配信に比べると確かに手間や時間やコストがかかります。
遠い方には、折って封筒に入れ、宛名を書き投函する手間もかかります。
また見直しをしたにもかかわらず、間違えていたり抜けていたりして、やり直すことも今までにはありました。
でも法要にお邪魔した時に「ええこと書いてあったから、冷蔵庫に貼って読み返しとるんやわ~」と言われたりすると、やっぱりおたよりを配布してよかったと思えるのです。
ちなみに字が小さいと言われるので、最近は「A3用紙」に拡大印刷して配っています。
ちょっと字が「大きすぎる」かなと思いますが、それがとても好評なのです。
お便りは「伝わり喜ばれて」はじめて意味があるのだとあらためて感じております。
☆今日の一句☆
御同行
お便り頼りに
繋がるる