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仏教に学ぶ生き方、考え方「同じ一日にしないということ」

 朝起きたときに、「憂鬱な気分」になるときはありませんか?

 「あ〜今日も同じ一日が始まるんだな、、、」と感じるとき、憂鬱な気分が襲ってくるものです。

 でもよく考えてみたら、同じ一日などということは「ない」はずです。

 観るテレビの内容も、食べるご飯のジャンルも、天気や気温も全てが変化をしています。

 そういう変化を感じなかったり無視したりするから、「毎日同じつまらない一日」になってしまうのではないでしょうか?

 ではそれを防ぐためにはどうしたらよいのでしょう?

 その前に同じ一日が「つまらない一日」と感じる心持ちがあるのではないかと感じています。

 毎日同じつまらない一日と言いながら、変化に富んだ一日を何処かで「避けている」自分がいる。

 そして毎日をルーティンのある日にすることで、「安心している」自分もいるはずです。

 仮に同じ一日であっても、「気持ち」を新たに持てれば、毎日が期待感を持って過ごすことができますよね?

 大切なのは、同じことであっても「新たな気持ち」で行うということです。

 毎日新しく「出会う心持ち」で行っていく。

 そして仏教はそんな「心のあり様」に目を向けていく教えなのです。


☆今日の一句☆

 同じこと
    心変われば
        違うこと

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