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ほとけさまのおしえ「評価」

 世の中には何かしようとすると、どこからともなくそれを「評価」しようとする人が現れるものです。

 そしてさもしっかりと分析をして知識もあるかのように話し、「人々の心」を捉えては悦に入っている姿をよく見ます。

 でも私はそんな人の言うことはあまり当てにしません。

 誤解を恐れずに言ってしまいましたが、私はなにも評論そのものを「否定」しているわけではありません。

 というのは物事があってもそれをどう捉えるかは実は「わからない」ことが多いからです。

 それを評論という解説で見方を「教え伝えてくれる」のはありがたいことです。

 なので「評論記事」は大好きで、楽しく読ませていただいております。

 ただそれを見たり聞いたりして、自分がそれを行おうとは思いません。

 まずは自分は当事者ではない以上、この裏にある「苦労や熱意」は計り知れないものがあるからです。

 なのでその見方を、今から自分がしようとしていることや、すでに行っていることに「活かすこと」以外には使わないようにしています。

 逆に人に評論される立場にあっても、何を言われようとも「気にしない」ようにしております。

 そうしてそれぞれが「己の道」を切り開き歩みを進めていく。

 そうやって仏教も「深まり広がって」きたと思うのです。

 その意志を継ぐ「一粒の粒子」として、その精神を己に活かしていきたいと思うのです。


☆今日の一句☆

 気にしない
     気にはなるけど
           苦にしない

 

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