仏教に学ぶ生き方、考え方「雨が降るということ」
また次の台風がやってきたからか、なかなか「カラッと」晴れません。
今日も「どんより」として蒸し暑い日になっております。
特に「お出かけする時」の天気を気にされる方は多いと思います。
傘やカッパを用意したり、場合によっては行き先を「変更」したりすることもあるでしょう。
でも警報級の大雨ならいざ知らず、ちょっとした雨降りなら「敢えて」出かけてみるのもいいかもしれません。
もともとお釈迦様がお生まれになった時には、天から「雨が降った」とされています。
「甘露」と言われるように、雨が降ることは「お祝いの心情」を表しているのです。
「降誕会」(お釈迦様の誕生をお祝いする法会)ではお釈迦様の像に甘茶をかけたりします。
ちなみに私は「ちょっとした」雨なら傘をさしません。
ちょっとくらい濡れても「平気」です。
特にこの季節はすぐに乾きますし、どうせ「汗で湿ったり」するからです。
そして植物たちは、この雨を全身で浴びて「生き返っているんだろうな」と想いを巡らせるのです。
雨でも晴れでも蒸し暑くても日差しがきつくても、「これが梅雨でこれが夏なんだな〜」とありのままを受け入れるところに、仏教の潔さを感じております。
☆今日の一句☆
雨来たる
心に甘露の
想い降り