仏教に学ぶ生き方、考え方「夫婦の問題について」
これから言うことは、仏教の考えというより、「一個人」の意見です。
もちろん一個人とはいえ、仏教の影響を受けている一個人なので、それなりに「仏教の考え」も入っています。
noteの投稿で、「夫婦間の悩み」に関することが多いように思います。
夫婦間の悩みと言っても多岐に渡るので、どれかに絞ることはできませんが、それぞれ悩みは「尽きない」ようです。
悩みがあるなら話し合うこともいいかと思いますが関係が近すぎたり、センシティブな内容もあったりでなかなか「面と向かって」は難しいようです。
でもよく考えてみてください。
コロコロ変わる「心」を持った二人の人間が、人生を何十年も連れ添うわけです。
それぞれの考えも見方も立場も違う二人がすべてピッタリと「フィット」するのは、考えてみれば「奇跡」ですよね?
確かに「愛を誓う」という言葉には美しさと輝きがあります。
でも誓った愛がいつの間にか「愛着」に変化したり、「冷めて」しまったり、はたまた「憎悪や嫌悪」に変化することのほうがごくごく普通なのではないかと思うのです。
では、もう夫婦の関係は諦めたほうがいいのかというと決してそういうわけでもありません。
諦めて離れることも選択肢ですが、もう一つの方法もあります。
それは「慈悲と智慧」で関係を作り直すことです。
相手の立場に思いを致し「布施」の心持ちで接する毎日を積み上げることで、再びよい関係に戻れるかもしれません。
とはいえ私たちは「言うは易し、行うは難し」の凡夫です。
無理をせずに、さらりと流して、深く考えない心持ちも必要かと思います。
☆今日の一句☆
夫婦はね
逆さになっても
ふうふだよ