仏教に学ぶ生き方、考え方「いろいろと重いということ」
今日は「低気圧」が来ているからか、「頭が重い」気がします。
そしてプールで追い込んでいるからか、「肩や腕」が重いです。
そして「ご飯の食べ過ぎ」で身体も重くなってきました。
こうやって全てに「重力」を感じるとなんだか気も重くなってきます。
そんなときに、「気持ち」だけでも軽くしておきたいものです。
皆さんもよくご存知の「瀬戸内寂聴」さんは五十を過ぎて得度をされ、剃髪されて修行の身になられました。
修行は大変辛く、身体が筋肉痛になってあちこちが「重かった」そうです。
それなのになぜ修行を続けたのかと聞かれて、「一番重たく感じていた心がフッと軽くなったからです。」と答えられておりました。
仏道修行は重たい内容ばかりですが、それを行うことであれこれ考えずに心を無の状態に近づけ「軽くする」ことができるのです。
そして、私も読経や仏事、様々な生活をなるべく手作業ですることによって、「心を軽く」しようとしているのかもしれません。
☆今日の一句☆
行いで
重き心を
軽やかに