仏教に学ぶ生き方、考え方「時間」
ルーズなところも多い私ですが、一つだけ気をつけて「心がけて」いることがあります。
それは、「法要の時間」です。
法要は、「○時に△△にて」という約束をして行います。
この「時間」をしっかりと守るようにしております。
守るというより、かなり「早め」にお邪魔するようにしております。
例えば「十時」からの約束の場合は、「九時半から四十分頃」にはお邪魔するのです。
「ちょっと早すぎではないですか?」と言われそうですが、ちゃんと理由があります。
年回法要の場合、基本は「十年に二回」です。
つまり数年に一度の大きな「イベント」であり、それに向けて早くから親戚と連絡を取ったり、段取りの準備をしたりしていただきます。
そして迎えた当日、一番の心配事は「ちゃんとお坊さんが来てもらえるのか?」ということなのです。
なので早めに行かないと、玄関先で不安に駆られながら「待っていただく」ことになります。
少しでも安心していただくために、「早めに」お伺いするのです。
ちなみにお葬式の場合はもっと早く、だいたい「一時間前」には葬儀会館の控室に入ります。
「差定」(内容)の打ち合せや「衣体」(着るもの)の準備などもあり、それぐらいになるのです。
☆今日の一句☆
お坊さん
早めに伺い
じっと待つ