仏教に学ぶ生き方、考え方「大阪駅」
以前、「京都駅」が一番好きだというお話をさせていただいたと思います。
京都駅の駅ビルが個性的で、何か「異世界への玄関口」のように感じてしまいます。
でも先日大阪駅に立ち寄ることがありました。
そして大阪駅もなかなか「魅力的な場所」だなと感じたのです。
私のような田舎者には、まずは「人の多さ」が際立ちます。
でも実は大阪駅はそれだけではなくいくつかの駅が「絶妙な距離」で合わさっています。
まずは「JR大阪駅」があり、その北東に「阪急梅田駅」があります。
そして南側には「阪神線」があり、さらに「地下鉄」がその下を通っています。
その地下鉄はなんと梅田駅、西梅田駅、東梅田駅という「三つの駅」がそれぞれの路線でかすめているのです。
そして田舎から出てくると、大阪駅と梅田駅が「一緒の場所」にあることに違和感を覚えてしまいます。
さらにJRで二駅ほど移動すると新大阪駅があり、「新幹線」はここが発着になります。
つまり、沢山の駅がこのエリアに絶妙な「距離感」で存在し、そのために人が行き来する「流れ」ができているのではと感じるのです。
それぞれの想いが「出会い別れる」場所。
そんな大阪駅は仏教で言う「会者定離」を実感できる場所だと思うのは私だけでしょうか?
☆今日の一句☆
大阪で
人は行き交い
すれ違う