仏教に学ぶ生き方、考え方「ローラーゲーム」
映画「怪物」の上映時間を勘違いしていて三十分間空いたので「もう一つ」投稿します。
その昔、「ローラーゲーム」という番組があったのをご存知ですか?
子どもだった私は、何でもありの「アメリカン」なこのエンターテイメントゲームが大好きでよく観ていました。
ただ母親は教育上よくないと思ったのか、よくお小言を言っていましたが、そういうものに憧れるものですよね〜。
ローラーゲームは「ローラースケート」を履いて行うチーム対抗のスポーツです。
バンク角の付いた「トラックコース」をチームの数人が滑り、得点権利者が何人「抜き去ったか」で競い合うのですが、タックルで妨害するのは当たり前、時には殴り合いにまで発展するという「エキサイティング」な競技です。
この番組を観ながら、アメリカは何でもありの「面白い国」なんだと想いを膨らませたものです。
でも今ふと人生は「ローラーゲーム」のように感じることがあります。
人より前に出ることで「得点という幸せ」を得られる人生を送っていないかと感じるのです。
時には小突かれたり、跳ね飛ばされたりしながらも、同じトラックを回り続けて「興じているだけなのでは」と。
きっと視点を変えれば、「競争させられている自分」に気づく時が来るのかもしれません。
その新たな視点を与えてくれるものの一つに「仏教」があるように思っております。
☆今日の一句☆
我が心
ローラーゲームで
傷だらけ
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