ぞくぞく出てます〜【続・続】セミが来る
注意:今回も、虫のお嫌いな方はスルーでどうぞ。
17年ゼミ、そろそろ来てます、と先日書いたところ。
実はもうその日(5/10)の夕方、裏庭に回ったらボコボコ出て来てたよセミ。
夕飯の支度をしてる私に、庭仕事中の良人が「なんかいっぱいおるんやけど。見に来る?」呼びに来た。
どれどれ。芝生をサクサク横切って歩き、土が露わになった辺りへ。先日も見た地表のトンネル。いま出てきたばかりといった体の幼虫さんが、ヨロヨロと歩いているではないか。
ほんとじゃ、とうとう出てきよった。動きよる…。君たち、17年ぶりのシャバの空気はどうだい。
「こっちにもいるよ。それからこっちにも。あ、こっちも」
つぎつぎ指差す良人。彼もそんなに虫が得意なわけではないので、二人でだんだん気持ち悪くなった。「もういらん、見んでええ。ストップ」
↓虫虫います注意
(´ヘ`;)
どこへ向かうのか。地面をもぞもぞ歩いていた幼虫は、芝生にたどりつくとすぐさまよじ登り始めた。
↓虫が出ます注意
(ノд`)
ふと自分がしゃがみこんでいる足元に視線を落とす。なんと、抜け殻だらけ。見回したら、あっちにもこっちにも。えー!芝生で脱皮できるんか。木じゃなくて壁じゃなくて、芝生。所構わずとはまさにあんたたち。恐るべし17年ゼミ。
このスペースにこの数。ねえねえ、庭全体でいったい何匹くらい…?お隣もその隣も合わせたら?あとまだどれだけ土中にいるの?
よーく見るとまだ中身入ってるのもいる様子。ふ、踏まないようにしなくては。
わー、脱いで出てきたやつも芝生に潜んでた!
↓脱ぎたて新鮮なセミ注意
なにこれシワシワ ( *﹏*)
しがみついて腹を見せてる
私は「りょ、料理の続きが」と良人を置き去りにして逃亡。
しばらくして庭作業を終えて家に入ってきた良人が、「わー!」
視線を感じたという。彼のシャツの腕にセミが一匹、赤い目で見上げていた。
「ヒッチハイクされた!なぜついて来る?!」
あわてて網戸の外へ弾き飛ばし、「ほかについてない?!」全身チェック。
もう庭に出たくない。