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美里ヒルズ実践報告会2019を振り返って

2019年7月28日(日)に初開催となった「美里ヒルズ実践報告会」

最近の介護業界には、なにかと暗いニュースばかりが取り沙汰されており、世間的にもイメージが悪いとされています

「いやいや現場は違う!!」

排泄や食事のお世話をすることだけが介護の仕事ではありません、身体が不自由になったり認知症になったりで、いろんなことをあきらめてきたお年寄りや家族の夢を叶える仕事なんだと、現場の職員が飾らない言葉で地域の皆さんに語る会にしたいとスタートしました

三重県津市にある、いち施設の職員の事例発表に、どれだけの皆さんが集まってくれるのだろうかと不安でいっぱいでしたが、蓋を開けてみれば、地域の皆さんや入居者ご家族、学校関係者、介護・医療関係者等、行政関係者、合計196名、先輩やリーダーの発表を聞きに来てくれた職員も合わせると、200名を超える参加者となりました!

今年は第2回の開催をと7月開催で企画をすすめていましたが、新型コロナウイルスの影響により、泣く泣く中止を決定いたしました

何もしないのは嫌だな〜との思いから、もともと予定していませんでしたが、急遽撮影した記録映像を編集し、美里ヒルズのYouTubeチャンネルで公開できる運びとなりました

動画は、前編と後編の2本に分かれております

長時間の動画になってしまい恐縮ですが、昨年ご参加できなかった皆さん、初めて聞いたけど興味が湧いたとお感じの皆さん、ぜひ昨年の模様をご覧ください



「施設はどこまで住まいになりうるか」

これまで美里ヒルズがチャレンジしてきたテーマです

特養という場所を、介護するための場所でなくお年寄りの住まいに、そして皆さんがいきいきと暮らせる場所に、皆さんの生きる意欲を引き出すために、職員の皆が取り組んできた4事例の発表でした

1日を終え、皆さんからいただいたアンケートを嬉しそうに読んでいる、発表したメンバーの顔がとっても良かったです

回収したアンケート131枚(アンケート回収率66.8%)

1.この実践報告会を何で知りましたか?(複数回答あり)

① 施設からの案内チラシを見た 60人
② 学校で案内があった 19人
③ 職員から聞いた 29人
④ 施設ホームページからの案内を見た 5人
⑤ SNS 15人
⑥ その他 9人

2.今回の発表した4事例の感想をお願い致します

◆4事例とも良い実践報告でした。感動しました。夢プランの実現が本当の「介護計画書」作りですね。それに介護職員、多職種との協力、家族との協力の大切さを感じました。「尊厳」の意味を改めて考えました。(その他)
◆利用者の夢が夢でなく実現できる。また次の夢を見る事が出来る。これが出来る「美里ヒルズ職員」の強い自信・誇りを伝えて頂きました。職員の「やっぱり介護は面白い」が伝わりました。(養成校)
◆最初の事例の家族旅行の報告が印象に残りました。目も普段は、開いてないのに鉄道を見た瞬間「オーッ」と発言があったことがすごいなと思いました。(学生)
◆施設に入所すると本人は「自分がやりたいことの制限が出てくる」家族は「特養に入れてしまって申し訳ない」というマイナスな気持ちとなるが、4つの実践報告を聞いて入所者や家族の想いを職員がキャッチして、出来ないと思ったことも考え方次第で出来るという事が印象的でした。(医療職)
◆4事例全て素晴らしかったです。特養のイメージが変わりました。職員が生き生きと発表されていたのも印象的でした。(会社員)
◆入居者のご家族からのあの(4事例目の後の)ご感想がとても心に響きました!皆さん胸に来るものがあったんじゃないでしょうか?またの開催を楽しみにしていますね!発表された皆さんお疲れ様でした。(その他)

3.今回の実践報告会全体の感想をお願い致します

◆準備お疲れ様でした。業務多忙の中本当に大変だったと思います。発表された方々は皆「やり遂げた」という達成感に満たされているように感じました。全員質問に対してもしっかりと応答されていて、素晴らしい職員さんが揃っていると感じました。最後のご家族からのお礼の発言に感動しました。「施設に入って笑顔が増えた。感謝でいっぱいです。」とおっしゃったこと、当法人でもご家族にそういってもらえるよう取り組んで参りたいと思います。(福祉施設職員)
◆介護福祉士養成校で学生の指導をしています。今日の発表を聞いて、現場に戻りたい気持ちが強くなりました。こんな取り組みをされている施設で働いてみたいと思いましたし、発表の手伝いが出来る、その一員になりたいと思いました。(養成校教員)
◆美里ヒルズにお世話になり感謝に堪えません。介護に心がこもった対応を個々の人にされている事を、いつもありがたいと思っていましたが、本日は更に強く「出会い」のありがたさを実感しました。(入居者家族)
◆キラキラした目で介護をしている方の発表を聞いて、「これを求職者に伝えてゆくのが仕事だな」と考えさせられました。(県社協)
◆今日は普段の仕事をでは体験する事が出来ないお話を聞く事が出来よかった。現場の方が普段どのような工夫をして、利用者の方と関わっているかも学ぶことができ良かったです。またこのような機会があれば参加したいと思います。ありがとうございました!!(県社協)
◆最後のご家族からの声が美里ヒルズさんの実践している事すべてを物語っていると感じました。素晴らしい発表ありがとうございました。(福祉施設職員)
◆周りの席からも「ああ私たちもこんなケアをしたいね!頑張ろうよ!」と話されている会話が聞かれました。なんて素晴らしい会でしょうか!ありがとうございました。(その他)

実践の内容はまだまだ未熟ではありますが、これを積み重ねていき、さらにいい発表ができるよう、頑張っていきたいと思います


そして、何より美里ヒルズが実践報告会をやろうと決心したきっかけは、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑さんの実践報告会を見に行ったのがきっかけでした

山口晃弘施設長をはじめ、スタッフの皆さん、心から感謝申し上げます

山口施設長のブログはこちら
https://www.caresapo.jp/senmon/blog-yamaguchi


それから、「美里ヒルズ実践報告会2019」にお越しくださった、DASUケアLABの大関美里さんがご自身のブログに愛情たっぷりの記事にまとめてくださいました

「美里さん、ありがとうございました!」

よかったら、こちらもご覧くださいませ

本当にいろんな皆さんに支えられて今があるんだな〜と、しみじみと感じております

これからも美里ヒルズスタッフ一同、宜しくお願い致します


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世古口正臣@美里ヒルズ施設長
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