第4回 読書会『ゆるく読書家になる時間』、終了!
第4回 『ゆるく読書家になる時間』、終了しました!
2名の方にご参加いただきました。
紹介された本
『ろまん灯籠』著 太宰治 新潮文庫
5人の兄弟が一つの小説を書き紡いでいく。 長男が太宰治に似ていると感じたそう。
『「待つ」ということ』 著 鷲田清一 角川選書
日常に溢れる「待つ」という行為。
「待つ」は、相手に反応を期待するという行為でもあることと書いていて、はっとさせられた。
『丹精で繁盛』 著 瀬戸山 玄 ちくま新書
丹精に仕事を積み重ね、常識を脱し、未来につながろうとする、仕事人たちの事例集。
丹精を著者なりに現代解釈すると、「つながるよろこび」が言霊としてまぶされている、と著者は書いている。
まごころを込めて物事をするとは、どういうことか、伝わってくる一冊でした。
~読書会振り返り~
一度で読んだ本、読み途中の本を持つて来られたりと、その人の状況に合わせて参加できるのが強みだな、と感じた会でした。
本全体の感想を言うのもいいけれど、読んだ本人がどう感じたのかを聞きたい、そんな思いから読書ノートをつける、という手間を加えています。
参加者の声として。その場で、抜き書きという、読書ノートをつけてから、話すことでふわふわした感想だったものが、はっきりしたといってもらえました。また、自分には合わない本と思っていたものが、読書ノートをつけたことで、楽しみを、見つけようとすることになり、発見があったとの声も聞くことができました。
人それぞれの着眼点を聞くのはやっぱり楽しい、と感じられる会となりました。
次からはテーマを決める、扱う本を決めるなど、工夫してもっと参加しやすいようにしていこうと思います。
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