「岩船神社」界隈の様子

画像1 JR能登川駅から10分ほど歩き、上山天満天神社の鳥居をくぐって猪子山に登り始めると、2~3分でこの立札に出会います。琵琶湖の対岸から比良大神(白髭明神)が、湖上を岩船に乗ってこられ、その先導を担ったツハヤノムスビ(津速霊大神)が祀られているとあります。神亀5年(西暦728年)のことだそうです。奈良時代にあたるので、随分と古い時代のことです。
画像2 大きな樹木が生えていて写真では分かりずらいのですが、なるほど、神社の社の後ろには船にそっくりの形をした巨石がドンと鎮座しています。
画像3 正面には鳥居が立っていて、岩船は社の後ろにあります。
画像4 道路の反対側を見ると、この説明板が立っています。この一帯には33基の山面古墳群があり、ここには23号墳があります。横穴式石室を持つ6世紀後半の古墳で直径14m、この地域の豪族のものとの説明があります。高坏・金環などの一部が発見されたそうですが、例にもれず過去には盗掘があったようです。
画像5 すぐそばには、「東近江トレイル」のコース地図看板が立っています。この地図看板は、繖山に7本・箕作山に8本立っていますが、東近江トレイル実行委員会が整備を行ったものです。これは、能登川駅から歩く繖山登り口の一本目です。
画像6 少し下に降りると、この古墳(23号墳)があります。石室の入口がポッカリと開いていて、中の様子を覗くことができます。危険もあるので、私は外からの見学にとどめています。再び道路に戻って4~5分登ると、別の古墳(14号墳)があり、そこにも看板が立っていて道路からもよく見えます。
画像7 23号墳の近くには、ヤブラン(薮蘭)が群生している場所があります。
画像8 山中にも、ポツポツと生えていますが、この場所の個体数は、相当のものです。
画像9 繁殖力の強い植物のようですが、これほど群生している風景は、今まで見たことがありません。そして、今が見頃です。
画像10 マンネンタケ科のレイシ(零芝)でしょうか・・・? 別の場所に生えていました。
画像11 このキノコはとても固いのですが、そろそろ最終盤のような気がします。
画像12 山頂では、鷹の渡り見学者で賑わっています。昨日は雨模様で見学者がいなかったのですが、今日は祭日で秋晴れ、朝から大勢の見学者です。鷹も南に向かって飛んでいきます。サシバかな・・・? ハチクマかな・・・? 今日は、たくさん飛んでくるような予感がします。
画像13 ちなみに、昨日(9.22)の確認数は17羽だったようです。

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