東近江トレイル・繖山コースの登山道整備V活動です。

画像1 今日は東近江トトレイル登山道・繖山コースの「地獄越」から観音寺山三角点(433m)までの除草作業です。少し見通しが悪いですが、登山道の中腹からは安土山・西ノ湖などがよく見えます。
画像2 集まった整備活動のボランティア仲間10人が、麓から草刈機を担いで「地獄越」の峠(標高217m)まで、一気に登り、少し休憩してここから作業を開始します。9月半ばというのに、早くも汗びっしょりです。
画像3 麓には、ヌスビトハギが実(種)をつけています。実の形が盗人の足跡に似ていることからの名前だとか・・・。
画像4 イノコズチも種をつけました。いずれも「引っつき虫」といわれ、動物などに引っ付いて生息場所を広げます。
画像5 日当たりのよい場所は登山道が草でおおわれて、歩きにくくなっています。草刈機で除草後、刈り取った草の除去作業を行います。
画像6 「不動の滝」に降りる三叉路に到着です。この看板は2016年4月に立てましたが、早くも老朽化してきました。ここから「不動の滝」に降りることができますが、近年、道が少し荒れているので、「不動の滝」へ降りようとする場合は、「地獄越の峠」経由で下山するコースを推奨しています。
画像7 山道のすぐ近くでクリを見つけます。これは「シバ栗」で、中の実は小さめです。10月になれば、イガが弾けることでしょう。
画像8 柿も見つけます。これは渋柿で、小さめで食用には向きませんが、秋の風情が楽しめます。
画像9 アセビは、早くも花芽をいっぱいつけました。開花は来年の2~4月です。楽しみです。
画像10 ソヨゴもいっぱい実(種)をつけました。秋になると真っ赤になります。雌雄異株なので、これは雌株です。
画像11 ササユリを見つけます。この中には種がいっぱい入っていて、秋から冬にかけてたくさんの種を放出します。貴重な植物なので、大切に保全しています。
画像12 オカトラノオの花柄です。虎のしっぽのような形をして垂れ下がり、いっぱいの白い花をつけて初夏に開花します。この近くで見られるのはこの場所だけなので、大切に保全しています。
画像13 ヤブコージの実も大きくなってきました。秋になると赤い実を見ることができます。
画像14 サルトリイバラも緑色の実です。同じく秋には赤く染まります。
画像15 繖山(観音寺山)三角点に到着です。標高433mで同じ高さの三上山もよく見えます。今日の作業はここで終了です。東近江トレイルは、繖山コースと箕作山コースがありますが、繖山コースの全長の四分の一くらいの除草作業です・・・。
画像16 三角点から折り返し、綺麗に除草が完了した場所を確認しながら下山します。暑い中での3時間の作業、汗だくになっての厳しい作業でした。これから秋は歩きやすい季節、安全に注意して登山・ハイキングを楽しんでいただきたいと思います。

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