紅葉の佐和山城址を目指します

画像1 所属する城郭探訪会の行事で、彦根の佐和山城址に登ります。佐和山城は石田三成の城として知られていますが、資料によれば歴史は古く鎌倉時代の初期に、近江源氏の佐々木定綱が佐和山の麓に館を構えたのが始まりだそうです。そして、京極佐々木と六角佐々木、浅井氏と六角佐々木の境目の城として攻防が繰り返され、信長・秀吉の時代にも近江の要衝を守る城として重視されたとあります。
画像2 彦根といえば彦根城が有名で、彦根駅の西口にはこの像が建っています。井伊直政公の銅像です。今回は、彦根城ではなく佐和山城を目指すため集合は東口なのですが、うっかり西口に下車してしまいました。
画像3 彦根駅を出発して、佐和山の麓に向かい、清凉寺前を通過します。佐和山は、このお寺の所有だそうで、事前に許可を得ていると聞きましたが、代表者の方がご挨拶に赴きます。
画像4 すぐ横には、龍潭寺があります。素晴らしい庭園があるそうですが、見学は次の機会に持ち越しです。
画像5 この付近から登山道に入っていくと、モミジの紅葉の下で石田三成公が、出迎えてくれます。
画像6 ドンドン登って行くと、煙硝櫓跡にたどり着きます。少し古びた案内柱があります。やや広い敷地の一角は低くなっていて、違う案内板を見ると「西の丸跡」とあります。
画像7 途中でアオキを見つけます。そして黄緑色の実がたくさんついています。今年は、アオキの実のつき方が少ないようですが、この個体はたくさんつけています。
画像8 登り始めて約30分あまりで、山頂の城跡に到着します。標高は232m、比高差は130~140mなので、比較的簡単に登れます。
画像9 北の方向を見ると、米原駅近くに建つ白い塔・・・、エレベータ会社の施設と聞きました。少し高い山に登るとみえるので、この塔が米原駅の目安になります。
画像10 少しわかりにくいですが、南の方向の小高い山には、日本百名城の彦根城が見えます。
画像11 城跡の周囲を歩きます。徹底的に破城され石垣は彦根城などに運ばれたそうで、ほとんど見当たりませんが、この石垣が残っています。
画像12 千貫ノ井戸とあり、素掘りのような池があります。近頃、雨があまり降らないためか井戸には水はありませんが、雨季にはたまるのでしょう・・・。
画像13 見学後に城跡で、昼食・休憩です。真っ盛りのモミジやコナラの紅葉を見学しながら昼食をとります。
画像14 昼食後、一気に麓まで下山します。登るときには写真が撮れずに通過しましたが、ここが切通しです。いつものことですが山城の構造は、写真では高低が分かりにくい・・・。
画像15 麓に下山後、大洞弁財天堂に参拝します。
画像16 車道を登って行くと、数匹のお猿さんが、出迎えてくれます。
画像17 ここは権現造りの本堂・・・。
画像18 日光を修造した甲良大工によるものだそうで、彦根日光と呼ばれていると聞きました。
画像19 毘沙門天像にも出会います。
画像20 白いサザンカは、今が真っ盛りです。
画像21 参拝・見学を終えて、来た道を彦根駅まで引き返します。JRの電車から見える佐和山城・大きな看板を左に見て彦根駅に引き返し、帰路につきます。帰ってみると歩数は17,900歩・・・、意外と歩きました。

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