凡人がオシャレ星人の真似をするな2
凡人がオシャレ星人の真似をするな、を引き続き述べていきます。
前回は、凡人の崩しは崩れであること、そして、ドレスとカジュアルの9:1が9:1でないこと、までを述べました。
今回は、「何故そうなるのか」と、「どうすればいいのか」について、述べていきます。
そもそも10:0が10:0でない
まずはオシャレ視力の改善
何故ダサい凡人は崩しが崩れになるのか。
理由として思い当たる共通点が、ダサい凡人にはあるのです。
それは、「そもそも10:0が10:0でない」こと。
ビジネス全振りのように見えて全振りでない。
ここを改善しないといけません。
10:0を10:0にすると、オシャレ視力が改善され、9:1がわかるようになってきます。
凡人が、オシャレ星人の見様見真似をするのは、オシャレ視力の改善後の話です。
一定以上はオシャレ視力が無いといけません。
地球人が惑星オシャーレのオシャレ星人に対して「あれはトリックだ」と言っても、何も解決することはないのです。
本当にビジネス全振りの10か
ダサい凡人の10の服は、10の服ではない。
ビジネス10だから、フォーマル10じゃないよ、という次元ですら無いのです。
本当にビジネス全振りの10ですか。
マナー講師や中小企業診断士が、サイズ感だけにダサい原因を求め、とにかくオーダースーツ、と放り投げる不親切な状態が現実としてあるため、ビジネスの10がわかりにくくなっています。
けれども、わかるんです。
ダサい凡人はネクタイと靴だけでわかります。
ダサい凡人は、チェックネクタイにローファー。
オーダースーツを着ていようと、その時点でもうオシャレ戦闘力の底が知れます。
ビジネス全振りの時でさえビジネス全振りでないので、すぐにわかります。
10のネクタイとは
10のネクタイは無地の赤か青です。
アメリカ大統領のような無地が全振りの10 です。
トランプ元大統領の赤無地は派手でイマイチですが、ワインレッドとネイビーブルーが10です。
共和党が赤で民主党が青だから、というわけではありません。
オバマ元大統領も、バイデン現大統領も、赤無地のネクタイを締めていますから。
ストライプネクタイを締めることもありますが、大統領選などで長丁場の際の変化球です。
ダサい凡人は、チェックネクタイを変化球だとは思えないからダサいのです。
チェックネクタイに罪はありませんが、9か9.5の変化球です。
ネクタイだからイコール10、ではないのです。
変化球を混ぜるのと、変化球のみを投げるのは、似て非なるものです。
10の靴とは
10の靴とは、内羽根で黒のストレートチップ。
ブローグのないもののみ。のみです。
オシャレ星人は、王道の黒ストと呼びます。
(下記リンク参照。)
黒のストレートチップのみが王道である、ということ、また、王道でない黒のストレートチップ、ブローグシューズも使いこなす猛者であることが分かります。
※私は王道でない黒のストレートチップをそもそも持っていません。王道だけで十分です。
ダサい凡人は、革靴イコール10、だと思っているからダサいのです。
本革は10に近づく要素ではあります。が、本革であれば10になるというものではありません。
ローファーも、外羽根も、ブローグシューズも、変化球です。9か9.5の違いだけです。
ド直球の10ではないのです。
黒のレザースニーカーと同じです。
けれども、とにかく紳士靴だから10であるのだ、と履く凡人は、意外といるものです。
特にローファーの中高年に顕著です。
そういう人間は概ねレザースニーカーを御洒落に履きこなすことはないです。
スニーカーもダサいことが多いですね。
凡人は崩す前から崩れている
前回述べた、崩しでなく崩れというのは、10を9にする以前に、10が10でないことに起因します。
凡人は10:0がそもそも出来ていない。
凡人は、崩す前から崩れているから、崩しでなく崩れになるのです。
マナー講師や中小企業診断士の言う通りにしてもどうしようもありません。
まず基礎基本を徹底して、オシャレ視力を鍛えることです。
鍛えてからは、9:1であろうと、8:2であろうと、凡人も御洒落に辿り着けるようになってきます。
リンク
私の持っている「黒の内羽根ストレートチップ」についてはこちら。両方持っています。
「王道の黒スト」の雑誌記事はこちら。
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