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秋服のアウターを着れるのはもう今週が最後か
12月1日です。
12月になりましたが昼間は秋でした。
秋服をアウターとして着れるのは、今週が最後になりそうですね。
(冬服のインナーに出来る秋服は別ですが。)
秋服は秋には着ない
秋服は秋には着ないものです。
秋服なんてもんを秋に着ていたら汗だくです。
では、秋服はいつ着るものなのか。
「冬の昼」なんです。秋ではないんです。
今年の秋を思い出してください。
ミドルレイヤーに出来る秋物アウターであれば、これからでも着れます。
けれども、所謂「秋物アウター」は、もう今週が最後になるでしょう。
この土日が最後の人もいたかもしれません。
来週末からいよいよ冬本番である
来週末からいよいよ冬本番です。
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今までは、朝晩が冬で昼間は秋でした。
寒さよりも寒暖差がきつかったのです。
来週の後半、特に来週末からは変わります。
朝晩も昼間も寒い。
昼間の気温が、今の朝晩ぐらいに下がるぐらいのイメージです。
単純に一日中ずっと寒くてきついになります。
今日とは雲泥の差になるでしょう。
冬の昼に着ないならもう着ない
秋物アウターは、今日のような「冬の昼」にさえ着ないなら、もう着ないでしょう。
南充浩さんはこう仰っています。
最近の傾向は12月は暖冬傾向だが、急に寒波が襲来して寒くなるという気温変化となっていることが多い。そうなると元来「秋物」とされていた衣料品を着る機会があまりない。
こうなると「いつ着るのか?」と悩む衣料品が多数手元に出て来てしまう。
南充浩さんは上記で4つ挙げられています。
綿100%定番オンスのデニム。
革ジャン(革ジャケット含む)。
綿セーター。
裏毛スエット(裏毛パーカも含む)。
買って着用してみて気が付いたのだが、夏に着ると暑すぎるし、真冬に着ると寒すぎるのである。
私も全くの同意見です。
秋が短すぎて着れないんですよね。
冬だと、一旦冷え込みを感じると二度と軽装には戻りませんから、着なくなっていくのです。
昨日今日のような日に、昼間だけ出かけるなら、選択肢に入るか入らないかぐらいです。
昨日今日であろうと夜の冷え込みに備えるなら、選択肢からは外れてしまいます。
暖冬は秋にはならない
南充浩さんはこう締めくくっています。
春の不安定化と夏の長期化、秋の短期化、それに冬の高気温化にともなって体感温度による実需品目は15年前と比べて大きく変わってきている。古き良きノスタルジーは感じるものの、今挙げた品目は中長期的にはマス層の需要が減少し続け、少数の愛好家向けのマニア商品になるのではないかと思う。
「秋の短期化」と「冬の高気温化」です。
暖冬は秋にはならないのです。
気温だけなら、昔の秋のような気温もあります。
けれども、冬は寒暖差が違いますからね。
暖冬でも朝晩は冷え、昼間に緩むのです。
人間が衣服を調整する季節が激変していることを踏まえれば、秋服なんて着なくなっていくのも、必然であり必至のように思えてきます。