現場で協議する
もろみ蔵の隣の庭を改修するワークショップ。何人かがプランを持ち寄りプレゼンテーション。樹木の種類と樹形、庭石の大きさなどを肌で感じながら、どういう改修が相応しいのかみんなで和気藹々と話し合う。現場で空間デザインを確認するのは、一棟目のもろみ蔵の時から。
金沢美大の鍔さんとその学生、三棟目の設計に携わった長村さん、この庭づくりから関わることになった金沢美大卒・アーティストの新保裕。もろみ蔵のリノベーションが上手くいって、周囲も注目するようになり、まちづくり活動に参加してみたいというメンバーが集まってくるようになった。一棟目当初は、大野町の有志メンバーと水野で進め、運営組織が必要ということで「もろみ蔵協同組合」を結成。その後は、町外にネットワークを拡げ、「金沢大野くらくらアートプロジェクト」が自然と構成されていった。