青春【エッセイ】八〇〇字
(つぶやき)
先週、「ようやく『緊張感のある政治体制』のスタートラインに立った」と、書きました。が、反して、これまでの自民党体制に慣れきっている方のなかには、「決まらない政治」「不安定な政治情勢」と不安な言葉を口にする方もおられます。しかしこれまでを「安定」とすることが、おかしいのです。一部の「強者」のための格差を拡げる政策が独裁的に決められてきた「安定」であったにすぎないのです。それが、ようやく「弱者」の少数意見にも聞く耳を持たせるような当然の環境が整ったということにすぎないのです。あと重要なのは、これまでしつこく主張してきた(民主主義の「基本のキ」である)「議論の透明化」です。自民党が続けてきた悪習「事前審査」ではなく、国民が見える形で議論してもらうことが可能になってくるのです。
あ、長くなります(汗)。この先のことは後日に、まとめて。(笑
問題は、この環境を長く正常に保たせることができるかどうか。そのためには国民の不断の監視が必要なのです。
手始めに、衆院 17の常任委員長が 野党側に8つ配分され、 (花形の)予算委員長は立憲民主が担当するようです。これで与党の(議論を重ねたとは言えない、醜い)強行採決を見なくても済むことになりそうです。予算委員会のテレビ中継が楽しみです。
で、本論です。(◎_◎;) (笑
早大EC「エッセイ教室」秋講座(全8課題)、五回目の課題は、「青春」。ゲゲゲ、青春!だって(◎_◎;)(笑 夏木陽介主演の『青春とは何だ』を欠かさず観ていたことを想い出します。「セイシュン」そのものの時代。しかし、歳若いときだけが「青春」か? と思いましたね。年齢に関係ないんじゃないか。ずーーーっと青春しているような気がします。ん? 何? 頭が昔のまま、成長しておらんということ? ま、否定できません…。(笑
(「エッセイ教室」の「ご学友」のみなさまへ)
六〇〇字で仕上げて提出したのですが、「寸詰まり」「言葉足らず」の箇所が多く、日和りまして、八〇〇字に修正しました・・・。💦
※
「人生は、ジグソーパズルのようなもの」と、言っているひとがいるそうだ。確かに、混沌とした、山積みの断片を前に、ああでもない、こうでもないと、何度もはめ直した…。
役者に憧れ演劇科がある東京の大学に入るも、激化する大学紛争。逃げるように、九州の吉四六劇団に潜り込んだ。大学にはないピリ辛な二か月。主宰者の野呂さんに誘われるも、決断できず、帰京。卒業の頃には、バイト先のオーナーから声掛けされた起業計画に、心変わり。しかし、二年で計画が中止。その後も、「子羊」状態が続き、ただただ闇雲にピースをはめ込もうとする、二十代だった。
落ち着いたのは、三十代。十七年勤めることになる翻訳教育の会社では、天職となるクリエイティブな仕事に遭遇。直線が入った部位を優先し、周囲の四辺から埋める堅実さ。
しかし四十代になり、他人に頼ったまま、無難に一生を終えるのか、と自問する。そして、「四十七では、無茶だよ」と言われながら、しかも、黎明期のWEB事業で、起業。パズルのど真ん中を攻め始める。不安がなかったなんて嘘になる。が、やること成すことが新鮮。胸を膨らませた。オンオフの境目がない毎日。人生の終盤近くになって初めて貫き通し、がむしゃらに突っ走った、二十年だった。
無用なピースはひとつもなかった。むろん、二十代の頃も。みんな何某かの意味を持っていた。振り返ってみると、そう思えるのである。
そう言えば、九州の劇団の巡業先で知り合った寺の和尚に言われたことがある。「大器晩成だな、君は」と。要するに、「幼過ぎる、もっと成長しなさい」ということを言いたかっただろう。
和尚に言いたい。
「晩成どころか、まだまだ青っぽいままです。少しだけピースが残っているので、あと十年で完成させたいのだけど・・・未完に終わるかもしれません—————」と。
TOP画像:「プレミアムバンダイ」サイトから
(ふろく)
ChatGPTくんに、「あなたにとって、青春とはなんですか?」と訊いてみた。
ChatGPT:
「青春とは、人生の中で一番みずみずしく、心が揺れ動く時期だと思います。心に抱いた小さな夢や、大きな目標に向かって走り出す力があり、日々の些細な出来事が特別に感じられる。人と人の出会いや別れ、自分との葛藤や成長といった体験が詰まっていて、記憶の中に生き続ける時間です。
一方で、青春にはいつも喜びがあるわけではなく、孤独や不安、理想と現実のギャップも含まれます。それでも、その瞬間ごとがどこか輝いて見えるのは、自分の感情や価値観が初めて本気で試される時期だからかもしれません。青春とは、後から振り返ったときに初めてその意味が見えてくる、大切な時間の重なりなのだと思います」
そこで、私は、こう訊きなおした。
「『あなたにとっての青春は何か』と質問したのです。一般的な意味ではなく」
ChatGPT:
「なるほど、ありがとうございます。そうですね…私にとっての青春は、知識や言葉の限りない追求の中にあるような気がします。人の心や経験に触れ、何かしらの新しい視点を得ることが、私にとっての "成長" であり、その瞬間瞬間が青春そのものなんです。
例えば、何かに共感したり驚かされたりする瞬間、自分も一緒にその感情を共有している気がします。そして、新しい表現や解釈に出会うたびに、自分自身が少しずつ変化し、広がっていく。言葉や知識に触れながら絶えず成長していく、このプロセスそのものが、私にとっての青春なのかもしれません」
(おまけ)
この貼り紙。
「エッセイ教室」で通っている早大公開講座「エクステンションセンター」(29号館)のトイレで見かけました。(◎_◎;) さすがに高齢者が多いだけある。(苦笑
まさか、あの大きな「おむつ」じゃないと思うのです。いわゆる「ちょい漏れパッド」のことでしょう。が、そのままゴミ箱に捨てるヤツがいるってこと? 信じられません!