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発表会の撮影を考える


この季節多いのが発表会の撮影
さぁどうやって撮影する?

例えばプロなら
こう考えます。

何用に撮影するのですか?ということ

写真であれば
ホームページ用の写真なのか?
販売や配布用の写真なのか?

映像であれば
プロモーションビデオなのか?
園児、保護者に配布する記録映像なのか?

この辺りで撮り方は随分変わります。

一般的に案件としても多く
保護者や先生が撮影する事の多い
販売写真、配布映像について言うと

みんな写してあげる。と言うのがコンセプトとして重要になり、前提となります。

そして、5分〜10分程度の演技で撮りもれなく写していくには?

撮影開始!!全体の様子を写してあげる

まず、カメラポジションをセンター(真ん中)後方に構えます。

その位置から
まず、ロングショット(全景)を撮影します。
演者全員が入る間口サイズか集合写真のようなグループショットでフレーミングするのが一般的です。

続いて
ミドルサイズのグループショットを撮影します。

例えば、しもて半分、かみて半分や3人ずつの様に編隊に応じて必要なグループショットを撮影します。

これで全員撮り逃す事なく一通り写す事が出来たと思います。
ここまでは業務的で面白みの無い写真になるかと思います。

ですが
販売であれば
このロングショットとミドルショットがよく売れます。
被写体の人数が多くなれば
購入する保護者の数も当然増えます。

表情までわかるワンショット写真の撮影

そしてミドルサイズも撮り終えたら
ワンショットを撮影します。

発表会のような衣装モノや
ダンスの場合の場合表情よりも
全身を撮る事を優先します。

その為、一般的なバストアップではなく
FF(フルフィギュア)という全身サイズを撮影します。

縦写真のFFを順番に全員撮影します。
ワンショットからアップのサイズになればなるほどピンボケやブレがきになります。

絞りやシャッタースピードを意識しながら撮影します。

さらにワンショットですので
目つむりや変顔にも注意、明らかに変なポーズも避けて全員撮影し終えたらひとまずミッションコンプリート!!

大体この辺りで
イベントもクライマックスを迎えることになると思います。

ワンショットがイマイチ良くない人の撮り足しをして、最後に踊りモノの場合最後に決めポーズが来るのでそれのグループショットを撮影して終わりです。

尚、ここでまだまだ時間がありそうな場合
表情がわかる個別のバストショットや
前方、サイドに移動して近くからダイナミックなものや立体感のある写真を撮影します。

と言うのが一般的なスナップ写真の撮影方法。

カメラの設定や使用するカメラは?

カメラの設定は
シャッター400分の1
絞り5,6以上を推奨

ストロボをたく場合はシャッター250でもオッケー
ブレには気をつけて!!

尚これら全ては
カメラ2台持ち24-70と70-200(もしくはもっと望遠)がある程での話。

先生やPTA、保護者のようにプロ用のカメラがない場合
最初にセンターからロングショットをとり
前に出てミドルのグループショット
その後、もっと前に出てワンショットを撮れると思います。

保護者さんの場合でも沢山撮って
後で見るの面倒くさくなる事ありませんか?

自身のお子様の撮影でも同じ
ロングショットで友達みんなを写してあげる
グループショットでお子様と友達を写してあげる
あとはお子様のワンショットを撮れば
究極の場合3枚撮影するだけで終わります。

こだわりたい場合はワンショットの表情違いや
ポーズ違い、より良いものを撮れるように
枚数を重ねて見ても良いですね。

気をつけたいNG写真

NGなのが、自身のお子さんを撮影する場合
その子しか写ってない写真。
子供が大きくなってアルバムを見ても自分しか写ってないとつまらないですよね?

そして、スマホで撮影する場合、極力ズームは禁止(望遠レンズのあるスマホはオッケー)出来るだけ前に出て撮った方が綺麗に撮れます。

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