『人生がととのう!大子町で究極のリトリートツアー 』ができたらきっとおもしろい
北千住と大子町(茨城県)の二地域居住を開始してから約1年半が経ちました。東京から大子町へ友人たちやコミュニティなどを招くと、それなりに旅や各地域を巡っている方々からもすこぶる評判が良くて自信を持つことができたので、新しい体験を提案してみようと思います。
テーマは『人生がととのう!究極のリトリートツアー in 大子町』。
サウナ・滝行・座禅をベースに、レトロな商店街をまち歩きなどを味わいながら「人生がととのってしまう!」そんな1泊2日の体験を提案します。
大子町ってどんなところ?
大子町は人口1万5千人ほどの小さな町で人口減少が著しい過疎化の町ですが、UターンやIターンの移住者が増えおしゃれなスポットも多く若い女性や外国人観光客にも人気のエリアです。
場所・アクセス
大子町は茨城県北部にあり福島県と栃木県との県境にある”知る人ぞ知る穴場の観光地”です。日本三名瀑のひとつ”袋田の滝”があり、年間約100万人程の観光客が訪れています。
観光スポット・名産品
大子町の観光のシンボルは日本三名瀑のひとる「袋田の滝」です。訪れる観光客の多くがこの迫力満点の滝を見に訪れます。季節ごとに景色が変わり、1年中違った楽しみ方を映し出してくれます。
町内にはいくつもの木造校舎が残っておりドラマや映画の撮影にも度々使われるなど、こちらも観光スポットになっています。
その他にも奥久慈しゃも、奥久慈茶やりんご、昨年はお米も日本一に輝くなど食の魅力がたくさん詰まっています。
人生がととのう!究極のリトリートツアー in 大子のご紹介
これだけ観光の魅力がある大子町ですが、僕が運営している大子町の自宅でもあり、「大谷石の蔵サウナと古民家宿 DAIGO SAUNA」というサウナ宿を起点に、座禅や滝行など大子町ならではのリトリートに特化したツアーができたらいいなと考えてみました。
サウナでととのう 編
座禅で精神統一 編
滝行で身を清める 編
↓↓↓ 1泊2日のスケジュールはこんな感じ↓↓↓
1.サウナでととのう 編
サウナとなる会場は、空き家バンクで購入した自邸でもあります。平屋建ての母屋も立派ですが、さらにその離れには大谷石でできた立派な石蔵があり、一目見て気に入りAmazon並みにポチりました。元々は家族で田舎でも暮らしてみるというのが目的でしたが、これはもっとすごい場所になりそう…という直感と建築家の遊び心がちょうど混じり合って、プライベートサウナ付きの一棟貸し宿にしています。
サウナは大谷石の蔵をリノベーション。蔵の中にサウナ室をつくって大子町のブランド茶”奥久慈茶”のロウリュを体験できます。
蔵の佇まいと暖簾のバランスが素晴らしい(と良く言われます)。隣りのウッドデッキには外気浴スペースとその奥に水風呂が設置してあります。
サウナ室では薪ストーブの炎のゆらめきを眺めながら自分自身と向き合い、奥久慈茶の香ばしいロウリュで癒やされる、大子町ならではのサウナ体験ができます。
サウナ室は蔵の2階部分にあります。ロウリュでできた蒸気が室内を回りやすくするように天井の形状を工夫したり、ベンチの奥行きを広くしてゆったりリラックスできるような設計にしています。
都会ではなかなか見られない薪ストーブのサウナ。パチパチ燃え盛る音と炎のゆらめきと焚き付けている匂いは、普段のサウナと違った非日常体験。
蔵を出ると絶景が待ち構えています!大子町の山々や町並みを見下ろす抜群のロケーションです。
ヒノキでできた水風呂を2台設置。水風呂からの眺めも最高です!
外気浴をしていると虫や鳥の鳴き声が聞こえてきます。季節によって鳴き声も変化。自然らしい環境
2.座禅で精神統一 編
大子町内はいくつかの禅宗のお寺があります(宗派によって座禅はやらないそうで、禅宗のお寺が座禅を行うといことを今回初めて知りました)。
座禅を行う場所は(※現在はまだ候補地)「龍泰院」「永源寺」「高徳寺」という大子町内のお寺を想定しています。
https://www.daigo-kanko.jp/spot-0020.html
https://www.daigo-kanko.jp/spot-0018.html
座禅はおよそ30分から1時間程度。背筋を伸ばして座り、腹筋を使ってゆっくり呼吸することで、ざわついていた心が落ち着いて、安らぎが得られるようになるとされます。精神統一して自分自身と向き合い呼吸に意識を集中することで、雑念が消えて集中力を高める効果があります。
それぞれのお寺は、大子町内の異なったエリアに位置しており場所ごとに食事や観光なども組み合わせることも考えています。
3.滝行で身を清める 編
滝に打たれて修行をすることで、冷たさや水圧などに耐えながら煩悩を取り払い、無の境地となって心を静寂にする効果があるとされています。 神道では禊(みそぎ)・祓(はらい)の神事でもあり、仏教では修行の一環として古来より行われているようです。(諸説あり)
滝行を行う場所は、観光スポットである「袋田の滝」じゃない方!知る人ぞ知るおすすめの滝。その名も「月待の滝」です。別名「裏見の滝」とも言われ、滝の裏に入る事ができ滝の迫力を思いっきり味わうことができます。
ここで白衣に着替えて滝行を行います。
お隣のもみじ苑は夏場は天然氷のかき氷で大行列が出来るほどの人気で、食事は店主こだわりの蕎麦やコーヒーが堪能できます。外の座席からの眺めや雰囲気も最高に気持ちが良いです。
前日の雨量や冬期は滝が凍りつららができるなど危険が生じるため、一定の条件が揃わないと実現はできないですが、だからこそ希少な体験ツアーとして盛り込んでいます。
※滝行に関しては事前に説明を受け自己責任で行います。
宿泊場所
このツアーのサウナの会場になっている "DAIGO SAUNA" は宿泊もできます。客足は3室、大人6名がゆったり泊まれます。最大定員は9名。
一棟貸しなので広いリビングでゆったり寛いだり、持ち込みで料理をしたりプライベートの庭で焚き火やBBQも楽しめます。
すぐ近く(徒歩3分)にはお洒落なカフェレストランがあり、お食事やケータリングもOK!素敵なディナータイムが過ごせます。
大型のスクリーンやプロジェクター、ホワイトボードもありますのでオフサイトでの会議や親睦を深める機会にぜひ!
寝室は全部で3室。寝具の配置によって最大9名まで可能となっています。
おまけ
滞在スケジュールの最後に盛り込んである釣り堀もオススメ!山奥にある釣り堀。ニジマスを養殖していて、釣ってその場で食べることができます。
魚を釣るという体験もさることながら、ここの食事が素晴らしい。
ご飯に小鉢5種類とお味噌と焼き魚という素朴な田舎の食卓のようですが、お米が柔らかくて甘くて美味しくてとにかく美味しい。小鉢の料理の各々は味が染みて田舎の家庭料理を満喫できます。
のんびり田舎らしい時間を過ごせるリトリートツアーの締めに相応しい大子町の穴場スポットです。
まとめ
この企画は構想が始まったばかりでですが、このnoteに落とし込むことで早速実現に向けて関係各所にも提案をしていきます。
大子町は冬の寒さが厳しく時期によっては滝行ができなくなりますが、それでも十分にリトリートできる体験を企画できると考えています。
個人的にはサウナだけでも十分にリトリートできると思っていましたが、さらにその斜め上をいく座禅と滝行との組み合わせは都会で疲れ切った社会人やさらには経営者などに届けられるといいなと思っています。