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年収200万円の私が3ヶ月で200万円使ってみたら人生180°変わった


年収200万円ちょいだった私が地道に貯めた200万円をたったの3ヶ月で使ってみたらどうなったか。


結論、収入も増えて自由な時間も増えて友達も増えました



180°変わる前の私


〈仕事〉
当時の仕事は新聞販売店店長。
月4,5日の休みで1日の拘束時間は19時間。
実働平均は13時間くらいで月末にかけての1週間は実働19時間。
額面で月収は19万円。賞与は無し。

〈プライベート〉
時間がなく、体力を削りながら娯楽の時間を確保。
遊びに行ける友人は4人。人と会う予定は月に2,3回。当然彼女もいない。
それ以外の時間は家に籠もってゲームをするか、一人で新宿へ行き映画を梯子し、映画の合間にカフェで人目を気にしてソワソワしながら本を読む。

〈性格〉
・頼み事を断れない
・自分の意見やしたいことが公私ともに言えない
・自分の話しをする事が怖くて相槌で聞くのみ
・人見知りが激しい、雑談が怖い
・自信がなく新しい事を始めない
・保守的で失敗しないようリスクはとらない
・困っても人に頼れない
・常に劣等感を感じている


200万円ってどう貯めた?


200万円簡単に貯まると思った人。
すみません。
実家暮らしと忍耐力でコツコツと貯めたお金です。

当時は21歳で実家暮らし、新聞販売店で雇われ店長をしていました。月収は19万円。

元々は新聞販売店でFCのオーナーになるために500万円貯めようと思い、
毎月10万円貯金をしようと決めてから2年間貯めました。

支出の内訳は「税金・食費・勉強・携帯・通信・娯楽」
これらを9万円以内に収めるために、娯楽は最小限、食費を削りまくるでただ耐えてました。
当時は友達が少なすぎて交際費がほぼ無しでしたが。

200万円は何に使った?


当時の細かな詳細は家計簿アプリを消してしまったので、200万円以上一気に減ったなという記憶を頼りにざっくりと。

・プログラミングスクール(45万くらい)
・PC代(18万くらい)
・勉強本(2万くらい)
・海外旅行2回(30万くらい)
・引っ越し代(50万くらい)
・交際費(計算してないが、沢山使った)
・その他(3ヶ月分の生活費など)

海外旅行


人生初海外でタイに一人旅。

ずっと保守的で何も自分で選ばず言われるがままに歩んできた人生。
転職を機に今までの自分を変えようとちょっとした冒険へ。

英語力は英検3級程度。宿と飛行機だけ予約し、下調べせず携帯も使えない状態で現地へ向かう。

到着すると日本語は全く通じず英語で話すも施設の人以外は当然通じず。
きっと私の英語力が拙いわけではないです。

現地の人にジェスチャーで話しかけながら観光地を案内してもらい、タクシーにどこだかわからない場所で降ろされる。

あたりを見回すと銃を持って門番をしている2人の青年が目に留まる。
撃たれたらどうしようなどと勝手に思いながら観光地はどこか道を尋ねると笑顔で「あっちだよ」と親切に教えてもらえました。

他にも現地の人にどんな所があるかを聞きながら象に乗ったり、虎に触ったり、ワニがいる池に行ったり、世界遺産を観たり。

今まで石橋を叩き過ぎながら歩いて来ましたが、"意外と何とかなる"を体験し、成功体験が少し自信を持つことへのきっかけになりました。


それから数日後。
すぐさま友達と台湾に向かう。
早稲田に通う友達は要領がよく運動も勉学も昔から何でもこなす人でした。

旅行の夜、天才だと思っていた友人の話を聞くと「親からの期待に必死で応えなければ」と不安にかられていたそうです。

死ぬほど努力したことで得た成果だったことを知り、人を羨むなんて甚だしいと思い「人を羨む前に自分はそこまで努力したか」と自分に問いました。

出来るかどうかではなく、出来るまでチャレンジするという価値観をそこで学ばせて頂きました。

プログラミングスクール


当時、新聞店で店長として働きながら、このまま店を持とうかと考えている最中、本社から店を持つか他の業界に行くか判断を迫られました。

周りの新聞店の経営者の方々とたくさん話しながら過ごしていた私は「このままでは未来は無い」と思い、未経験への転職を決意しました。

入校のための面接を受け、補欠合格で何とかスクールに通い始めた最初の1ヶ月は空気がピリピリしていて、会話が1つもありませんでした。

進捗具合も講師の方に心配されるほどダントツのビリで補講も受けたりと先程までのチャレンジ精神はどこかへ行き後悔し始めていました。

続々と脱落者が出る中、周りが高学歴で劣等感を抱えながら死に物狂いで喰らいついていた頃、
海外旅行で得た"何とかなる"の精神でヤケクソ半分に「ランチに行きましょう」と同期の人たちに呼びかけました。

すると学歴や能力で見る人などその場にはおらず、寧ろ「声を挙げてくれてありがとう」と感謝され、輪ができて、歳上の友達が出来ました。
その友達の地元にサッカーをしに行ったり、結婚式にまで呼ばれる程の仲になったのはまた別の話で。

人と出会うこと


勉強会やフットサル、飲み会など誘われたら断らずにとにかく参加しまくる事で何かのきっかけになるであろうと思い機会を増やし続けました。

とにかく自分からも友達を誘ったり色んな人と会話しながら何か広がれと思い足を動かしていました。

その中で出会った人の中で人生が大きく動いたのが私にとってはコーチングをされている方でした。

自信の無さ、劣等感、親との不仲。
初対面の人に親との関係性を見抜かれちゃんと話すよう進められました。

10年以上口も聞かず、親には罵詈雑言を浴びせられ愛されていないと思い続けていたのですが、意を決して親と腹を割って話しました。

会話が下手過ぎてお互いに違う受け取り方をしていただけだったと知り、これまでの勘違いが一気に解けました。

同じ時期に転職活動もしていたのですが、自信が無さすぎて20社以上落ち続けていました。

とある企業の面接官には高卒で新聞店で働いていた私を見て「なんだよ、まともな社会人経験もないのかよ」と言われ落とされました。

次々とスクールの同期が転職先を決めていた事も重なって自信を失っていましたが、これも相談に乗ってもらいました。

その時のコーチや貪欲に頑張っている同年代くらいの人たちに励まされた後、あんなに落ちていた面接に一発合格。しかも数社内定も頂けました。

その成功体験は後悔しかけていた私に自信を取り戻させてくれました。

お金を使うとどうなる?


自信を取り戻すきっかけになる。

自信を取り戻して、積極的に自分がやりたいと思ったことに素直に取り組めるようになりました。

友達が欲しいと思って色んな場に行って友達が増え、転職を機に労働環境が変わって時間ができたり、収入も倍以上を大きく上回るくらいにはなりました。

「お金を使ったから変わった」というわけでは無いのですが、
人と会うにも勉強して転職するにもお金と時間は必要でした。

たくさん使ったなとは思いますが、これまでの人生の中で凄くいいお金の使い方をしたなと思います。

今では何をチャレンジするにしても「自分なら出来るまでやり続けられる」という確かな自信がつきました。

友達や支えて下さる方々も増え、これまで一人で楽しもうとしていた人生は、一緒に過ごし分かち合える人が増えて彩り豊かになったなと思います。

最後に


やったことのない事にチャレンジする事が不安で、一歩踏み出せない人もいらっしゃるかと思います。
私もそうでした。

その一歩を勇気を振り絞ってチャレンジしてほしいです。
一人で行くのが怖いなら誰かと一緒に。私もあなたの味方です。

きっと今まで見ることの無かった景色が見れて、彩り豊かな人生になります。

何か新しいことを始めようとされている方は、その一歩を踏み出して「良かった」と思える日々が今後訪れたら、私もとても嬉しいです。

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