【備忘録】ゲームマーケット2023秋に出展した感想や今後の課題など【有限浪漫】
こんにちは、有限浪漫です。
12月9日.10日に東京ビッグサイトにて開催された
ゲームマーケット2023秋に土曜日のみ出展しまして、
参加した感想、会場でのちょっとした出来事、
良かったこと、今後の課題などを記載します。
設営関連
有限浪漫のブースはこんな感じ。
売り子を手伝ってくれた方がズバリひとこと
『情報量が多い』
とのこと。
要するにゴチャっとしてるってことですかね。
良し悪しはあるかもしれませんが重要な視点な気がするので、
これを元に整理していこうと思います。
テーブルクロスについて
いわゆるブース布、あの布などと呼ばれるやつ。
今回は旧作『ざまぁウォーズ』と新作『ぶいくら!』を並べています。
今まで1作品ごとに半卓(幅90cm)のテーブルクロスを作っていましたが
情報量が増えている一因でしょうか?
もしかしたら半卓ずつ別のサークルだと思われる可能性も?
色合いくらいは統一すべきなのかも。
他の大手サークルさんがやっているように
思い切って新作のテーブルクロスを
全卓(幅180cm)1枚にした方がよいのかも。
新作を売りたいのであれば新作を大々的に目立たせるべきで
旧作の宣伝までするのは中途半端で良くない気がしてきた。
ただし、「前回のゲムマであのゲームを作ったサークルか」と
旧作を知っている人がブースを見つけてくれることも期待してるので
もう少し検討が必要と思われる。
タペストリーについて
タペストリーもテーブルクロスと同様、
1作品ごとに1枚作成しています。
過去のゲムマでは横幅と枚数に制限があったので
毎回A0サイズのタペストリーを用意しています。
正直なところ、会場で見るととても小さく見える。
A0って結構デカいはずなんですけどね。
前述の通り過去のゲムマでは横幅に制限があったのですが
今回は高さ以外の制限がなくなっていたので
こちらもサイズ等の見直しが必要かと思いました。
ただしこの辺の規約って急に変わることがあって
出展者の手引きを読むまで油断ができないのも事実。
タペストリーを印刷した後に出展者の手引きを読んで
「えっ!?このサイズはダメじゃん!!」
ってなったら目も当てられないですね。
会場で設営中に発覚してスタッフに注意されたりしたら
もう最悪な上にどうしようもない事態。
さておき、これもテーブルクロスと同様に
旧作と新作を並べるのって良くない気がしています。
新作を目立たせたいならそれに特化すべきかなと。
こちらも要検討。
あとはブース奥に置いているため
売り子の人がタペストリーの前に立つことになるため
どうしても見えづらくなるのも気になるところ。
横幅いっぱい使って机と同じ範囲のタペストリーが作れば
もっと目立つようになるのかな。
規約次第ということで。
のれんについて
コロナ禍のときに飛沫感染を防ぐ目的で
透明ビニールシートを吊り下げるために買った用具を
のれん掛けに改造したもの。
のれんの設置に関しては売り子の方々から
いろんなご意見がありました。
■のれん設置のデメリット
・ブースが狭く見えるっぽい(圧迫感?)
・奥のタペストリーが見えづらくなる
■のれん設置のメリット
・遠くからでもめっちゃ目立つ(場所がわかりやすい)
・前を歩いててどこからどこまでが有限浪漫ブースかわかる
などなど。
感触としては「ないよりあった方がいい」という結論に。
検討事項があるとしたら
もっと派手な方がいいとかイラストを載せた方がいいとか
デザイン面での内容のようです。
お品書きについて
ブースに立ち寄ってくれた人向けの
取り扱い作品説明の案内板。
ブース番号を記載するのと
取り扱い作品の価格が一通りわかるように。
売り子さんに話しかけられて説明してもらうのではなく
自分のペースでじっくり読みたい人向けに
ざっくりとしたゲームの説明も書いておく。
お品書きはA3縦の2ページで印刷していますが、
大きさがちょうどいいかどうか難しい。
売り子さんの説明を断ってお品書きを読んで
購入を決めた人もいるので
やっぱりいろいろ書いてあってよかったかも。
その他
今回はブースがちょうど島の端で
しかも西1と西2の連絡通路付近だったので
人の流れが左右からくる対策がまったくできてなかった。
側面から最低でもブース番号とサークル名がわかるような
POPが必要だったのかなと思う。
タペストリーもテーブルクロスも
結局は正面を歩く人に対してのアピールになっちゃってるので
横からでも見えるように設営できればもっと良いのかも。
出展ブースのプラン
以前から「土日両日・一卓試遊卓あり」で出展していたのですが
今回は60分のゲームで試遊卓はいらないかなと思い
「土曜のみ・一卓試遊卓なし」で出展申し込み。
それについての所感を記載します。
試遊卓の有無について
今までは試遊卓が必要かどうかは
そのとき頒布するゲームの内容で決めていたのですが、
どうもその考えはやめた方がよさそう。
前述のとおり今回は60分ゲームだったため
・開場の時間的に5回くらいしか試遊できないんじゃないか?
・試遊回数が少ないなら購入に至るまでの機会も少ないんじゃないか?
という期待度の低さのため試遊卓を取らなかったのですが、
試遊卓の価値はそれだけじゃないんですよね。
結局は人が集まってるところに人が集まるんですよ。
何が言いたいかというと、
「試遊卓に人がいる」ってだけで
集客効果があるということ。
特に目当てもないとき
ブースの前に人が集まっているブースとそうでないブースがあったら
人が集まっているブースを見たくなるってもんです。
試遊卓でプレイしている人がいると
自然と立ち止まって観戦する人も出てくるため
その効果はさらに大きくなります。
あと何よりも
試遊卓で試遊している人がいて
通りかかった人がチラッと後ろからプレイ中の人を眺めるだけで
「あー、これこんなゲームなのか」
って説明なしで伝わることも超重要。
今回は明確に「試遊卓はあった方がいい」と感じました。
土曜のみの出展について
ゲームマーケットが2日開催になってから
可能な限り両日出展を心掛けてきたのですが、
今回は土曜のみの出展。
理由はいろいろあったのですが、
一番大きい理由は
「中量級ゲームだから日曜の客層には合わないかも」
と考えたからです。
これに関しては主観というか思い込みが強いので
はっきり言ってよかったのかどうかわかりません。
そもそも「土曜と日曜で客層が違う」というのも
なんとなく今まで見てきた主観ですし。
ただ、ブースの配置が
「両日出展するサークル」「土曜または日曜のみのサークル」みたいに
ある程度固めて配置されてて
かつ大手のサークルさんはだいたい両日出展していることを考えると
両日出展の方がにぎわう場所に配置されそうなのでいいかなーと思います。
ブースを訪れた人
こんな人がいたよ、程度の話です。
返品要求
私がちょうどブースを離れていたときなので
あまり詳細がわからないのですが
「返品できませんか?」と聞いてきた人がいたそうで。
売り子さんはしっかりと断ってくれたようで、
私がブースにいた場合でも同様の対応をするのでよかったです。
仮に返品に応じたとして
もうその商品を他の人に売ることはできません。
ちょっと考えればわかりますよね。
「一度自分たちの手を離れて他人の手に渡った商品」が
何の問題もない正規の品であることを誰が保証するのでしょう?
極端な話をすると、
箱潰れ品になっていたりカードが折れていたり
コンポーネントを抜かれている可能性だってあるわけですよ。
10年以上ゲムマに参加していて初めてのことなので
話を聞いてちょっと度肝を抜かれました。
今後お手伝いしてくれるブーススタッフへ事前にお伝えする
「こういう人が来たときはこうやって対応しよう」
という項目が1個増えました。
旧作を遊んでくれた人
前回や前々回のゲムマで有限浪漫のゲームを購入してくれた人が
「前の〇〇遊んでます!今回も期待してます!」
みたいに声をかけてくれるのがとても嬉しい。
あとテーブルクロスやタペストリーを見て
「あ、ざまぁウォーズを作ったサークルか」
と実際に立ち寄ってくれた方がいらっしゃったので
やっぱり旧作の展示は必要だなと思いました。
新作を目立たせるべきか、旧作もそれなりのアピールをすべきか、
ブース設営ってむずかしい。
まとめ
いろいろメモ書きのように記載しましたが、
やっぱりゲームマーケットのようなイベントって楽しいですね。
ゲムマの日以外もゲムマに向けた試遊会イベントもたくさん開催されて、
すべてをひっくるめてゲムマみたいになっている。
私どもも江戸川区を基点にして制作中ゲームのテストプレイ会や
ゲムマ向け事前試遊会を何度か開かせていただきましたが、
次はもっと違った方法で楽しみを増やしたいと思います。
今後とも有限浪漫をよろしくお願いいたします。