・労働時間・心身の充実度、および収入の年間通しての平準化 → 農業におけるブラック体質からの脱脚 → 『ホワイトアグリの提唱と実践』(佐賀大学農学部農学研究科社会人特別の過程(農業版MOT)修士論文・2020.3) ・家族経営からスマートな中規模雇用型農業経営者へ → リーダーとしての人間力向上とお金の回し方・活かし方についての学び ・農業者の社会的地位の向上 → 労働生産性を製造業並みに向上し、ココロ・カラダ・ヒト・モノ・カネが消耗せず余裕で回る農業経営の実践 → 具
【親父から引き継いだ農業を繋いでいくために】 消耗しない農業経営『ホワイトアグリ』を提唱・実践しています。 農作物は自然からのエネルギーを得て、日々生育しています。そのため、工場で画一的製品が製造されるように、日々の作業量を調節することができません。 農家には一年のうちに「農繁期」と「農閑期」と呼ばれる時期があります。一時的に体に負担をかけ、家族の時間を犠牲にして農繁期を乗り越えたところで、何が残るのでしょう。 克服すべき課題だと考えるポイントは農繁期と農閑期の
1973年、佐世保市生まれ。47歳。土井家の次男。小学校教諭として働く両親の温かな愛情に育まれ、道を外すことなくすくすくと育つ。 人と群れるのが嫌いな性格で、幼いころからペースが合う仲間がおらず、親友はごく僅か。学生時代に考古学、水中写真、自然農という世界を覗き込む。 2006年9月、義父が営む農業の後継者として大川の地で就農。よそ者、若者、バカ者という立場から農業の世界に入って見えてきたものは、その極度なまでの閉鎖性と凝り固まった保守的な考え。 その世界に反発する