妊娠とバセドウ病が一緒になったとき
いつからか忘れましたが、喉のあたりがなんか詰まるような感じがしていて、私は甲状腺がここにあるということを認識してなくて、喉が変だなと思っていました。
妊娠から5週目くらいに、その喉あたりが詰まってるのをさらに感じるようになりました。
12週目の妊婦健診のときに、甲状腺の数値が高いということがわかり、エコーと甲状腺の検査をしました。今日、その結果を聞きに行きました。
結果は、バセドウ病が陽性でした。妊娠初期に見られる甲状腺の数値が高くなる現象だと、バセドウ病は陰性になることがほとんどだと言われました。なので、前から感じていた喉あたりの違和感はバセドウ病だったのだなと思いました。
甲状腺の働きが過剰になると、脳からホルモンを出すための指令機能が低下するそうです。甲状腺の数値(FT3、FT4)が上がって、指令の数値(TSH)が下がります。薬はホルモンを抑制するためのものなので、脳の指令機能の回復は遅いそうです。
この記事から、私の記録として数値を書いていったり、経過も書いていこうと思います。もし妊娠とバセドウ病が重なって不安の方がいたら、少しだけでも参考になったらと思います。そして、喉あたりの違和感を感じたら、いろんな症状の例を気にせずに、診察してもらうのもいいと思います。
私は、多汗症でもないし、暑がりでもなく、脈も速くないし、下痢もなく、食欲が増えてるのに体重が減るなど、ネットで調べた症状の情報にはまったく当てはまらなかったんです。
妊娠を機に知る事ができたので、薬でよくなっていったらいいなと思います。ちなみに薬は、「チウラジール」です。他にメルカゾールという薬もありますが、奇形児が生まれる可能性があるそうです。16週目くらいになれば、メルカゾールでも大丈夫とのことでしたが、チウラジールで治療していきます。チウラジールで副作用が出てしまう場合は、メルカゾールを検討しましょうとのことでした。
他に、放射線を含む薬で治療するか、手術するという選択肢がありましたが、放射線は胎児によくないということと、手術は全身麻酔をするので選択肢から外れました。
チウラジールの副作用としては、無顆粒球症というものがあるそうです。白血球の抗体機能がなくなるそうです。そのため、2週間に1回白血球の抗体を検査します。この副作用は内服してから3ヶ月以内に起きるので、3ヶ月を過ぎれば大丈夫だそうです。
【記録】
結果 下限値 上限値
TSH 0.003 0.541 4.261
FT4 2.32 0.76 1.65
FT3 6.77 2.39 4.06
抗TSHレセプター抗体
6.2 0.9 →陽性
次の検査では、数値がよくなっていますように♡