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【カナダ旅行記🇨🇦】バンフ編#1 到着までの軌跡

Hello World! 世界遺産マイスターのマサムネです!

2024年7月4日から4日間、カナダにある国立公園であり世界遺産でもあるバンフ国立公園に行ってきました。カナダに行くのは5年ぶり2回目。

学生のころ留学中にバンクーバーに行った時に行けなかったのが、このバンフ国立公園。

個人でバンフ国立公園を快適に観光するにはレンタカーがほぼ必須なのですが、前回は国際免許証を取得しておらず断念。今回は国際免許証を持って5年ごしのリベンジ旅!


今回の旅程について

  • 7月4日:移動

  • 7月5日:エメラルド・レイク → タカカウ滝

  • 7月6日:モレーン・レイク→レイク・ルイーズ→コロンビア氷原

  • 7月7日:マウント・ノーキー→バンフ市街地→キャンモア→帰宅

1. 遅れることは通常運転

18:00、ニューアーク空港到着。まずはバンフ国立公園の最寄りであるカルガリー空港を目指す。

ニューヨークからカルガリーへの便は非常に少ないため、今回はニューアーク・リバティー国際空港(EWR)から一度トロント空港(YYZ)空港を経由し、翌日にトロント空港(YHM)からカルガリー空港(YYC)に行くプランで行くことに。

20:00、フライトが遅延の連絡。アメリカの空港は時間通りに飛ばないことが多く、今回も例に漏れず遅れている様子。予定より時間ができてしまったため、空港にて中華を食べることに。

Google 評価は1.7(レビュー件数637件, 2024年時)ではあったものの、味付けがやや濃いかなと感じた程度で、大きな問題はなかった…空腹は最高のスパイス、ありがとう空腹。

お店の名前は「Little Purse」だが、箸には築地魚部屋の文字が。

22:00、ニューアーク空港からトロント空港までのフライトは2時間程度。ニューヨークもトロントも北アメリカ大陸の東側に位置しているため、フライト時間は短め。

0:00、トロント空港に到着。普段はアメリカに住んでいるため、大陸続きのカナダでもeSIMが使用できるかと思っていたが電波が入らず…。飛行機から下車してまずSIMカードを購入。

トロント空港、カナダはLGBTQ+コミュニティに友好的のためレインボー模様が多い

夜遅かったため、タクシー配車アプリを使い、本日宿泊するホテルまで送ってもらうことに。

乗車するやいなやドライバーから「空港からホテルまで距離があるから、チップとして追加で倍の値段をくれないか?」という話を持ちかけられた。

アプリはこういったやりとりが面倒だから使用しているのに…と思いつつも、NOとこちらが言うと素直にOKと言って引いてくれた…。

1:00、無事に宿泊場所に到着。夜は空港で中華を食べていたので即就寝。

2. レンタカーはどこへ行く

5:00、トロント空港からカルガリー空港までフライト。交通機関がやっておらず、ホテルからトロント空港へはタクシーで向かう。

トロントにあるハミルトン空港(YHM)

トロント空港(YHM)からカルガリー空港(YYC)までのフライトは約4時間。トロントの方が2時間進んでいる。

カルガリーを上空から見ると、まるでパズルのように整然と区画が分かれている

8:30、到着時刻より少し早く到着したため、空港内のレストランSUMMIT HOUSEで腹ごしらえをすることに。陽気なお兄さんの接客もあり素敵な時間を過ごす。

SUMMIT HOUSEのメニュー表
下部の三角の記号がオシャレでとてもわかりやすい
Brisket Bowl、朝食にちょうど良いボリューム感

カナダを訪れている人たちは全員のんびりしているな、とコーヒーを飲みながら想いにふけっていると、気づけばレンタカーのピクアップ予約時間の9時を1時間をオーバー。のんびりしすぎた。

10:00、予約時間1時間遅れでレンタカー屋に到着。すでにたくさんの行列が…と思いきやよく見ると全員揃いも揃って暗い顔。早速受付を済ませると、「予約確認できました。それでは後ろのベンチに座ってお待ちください」という連絡。何やら不穏な空気。

どうやら車が予約人数分戻ってきてなかったようで待てども待てども車は用意されず、待つこと2時間。

12:00、慌ただしい店内の中、ようやく自分の名前が呼ばれた。今回はHundaiという初の韓国車でやや不安を感じつつも、いざ出発。目指すはバンフ国立公園!

3. ガソリンを求めて

13:30、かなり開けた道を駆け抜けること2時間弱。ようやくバンフ国立公園の関所に到着。国立公園などの自然遺産系のスポットは基本的にアクセスが良いとは言えず、長距離ドライブになることがしばしば。

国立公園では入場料を払う必要がある。カナダのバンフではもらったレシートを車のフロントガラスに貼り付けるという仕様。1日駐車場券のような扱い(料金は車1台で$21)。

バンフ国立公園の中に、レイク・ルイーズ、モレーン・レイク、エメラルド・レイクなどの各種スポットがある。

バンフの入り口、カラスが屋根の上でお出迎え

国立公園はともて敷地が広く、各スポットが離れていることがほとんど。ガソリンの価格も国立公園プライスになっていることもしばしばで、価格は観光地の中心部に行くにつれて高価になっていく傾向がある。できるだけ中心部から離れた場所で入れるのがベスト。

とはいえ広大な大地にガソリンスタンドという人工物はそう簡単には見つからず、一つ見つけたとしても次のガソリンスタンドが近くにあるとは限らない

ドライバーは常にガソリンがなくなるかもという恐怖と常に戦いながら運転をしなければならないのが性。とりあえず公園に入り、一番近くのガソリンスタンドに向かうことに。

14:30、到着するとそこには日本ではあまり見かけない、セルフサービスを越えたセルフがそこに。屋根がないためか、公園の水飲み場のような佇まい。

そして近づいてみるとまさかの「NO FUEL」の文字。仕方がないので、他の場所を探すことに。ガソリンの旅は続く。

ガソリンスタンドは屋根やトイレがあるものという先入観を捨てた日
近未来からやってきたような形をした風見鶏のあるロッジ

15:00、次に見つけたのは、すでに多くの車が並んでいたガソリンスタンドShell。流石にこれだけの車が並んでいるガソリンスタンドで、さらに信頼と実績のShell。思わず安堵のため息が漏れる。ここのガソリンスタンドの構造は、4つのレーン式になっており、各レーンにはそれぞれ2つずつの給油場所があるスタイル。

しかし、その2つの給油所はどういう訳か前後に配置されているため、ロケット鉛筆的に前の車が出ないと次の車が出られない仕組み。しかもここは北米、とにかく車が大きい。

ついにきた自分の番、前側の給油場。クレジットカードをスキャンし、先に支払い額の最大値を設定するという仕様。ここはよくわからなかったが、郷に入っては郷に従うまで。

画面の指示通り進めると、なぜか「Error」の文字、何度スキャンしてもError。まごついていたためか後ろの巨大なキャンピングカーから現地のドライバーが降りてきて手伝ってくれるも、Errorは解消されず、結局ここでも給油することはできず、断念。

公園内に信号はなく、広大な景色がずっと続く

給油はできる時にしておきたい、という程度のモチベーションで緊急性が高かったわけではなかったため、公園内の最初の目的地、エメラルド・レイクに向かう。

4. 緑色ではなく翠色の絶景、「エメラルド・レイク」

16:00、バンフの入り口から車で1時間ほど運転しエメラルド・レイク(Emerald Lake)に到着。

基本的に国立公園内では駐車場争いは絶えず、この場所も正規の駐車場は満車。結局正規の駐車場ではなく、長い長い路上駐車の中で空きを見つけて駐車。

10分ほど歩いて入り口へ。そこには、名前の通りエメラルド色のレイクが。この日は天気にも恵まれ、空の青色と湖の緑色とのコントラストも抜群でとても見応え抜群。

エメラルド・レイク
文字通りのエメラルドなレイク
橋の上は多くの人で賑わっている
ここは道路で数分に一度車が通る

写真スポットは細い橋の上で、ここは観光客が多い。橋を渡った先、少し歩くと湖畔にはロッジや写真スポットがいくつかある。こちらには橋に比べて人が少なくゆっくりと鑑賞するにはよい場所かと思った。

橋を抜けた先にはロッジ
屋根の色はエメラルドグリーンに染められている
さらに歩いた先にはいい感じのスポットがある

エメラルド・レイクは、正確にはバンフ国立公園に隣接しているヨーホー国立公園内にあるが、バンフ国立公園の入り口から行くことが可能。駐車場にはトイレが用意されているが、トイレベルはやや低め。

一通り湖畔を散歩した後、次の目的地、タカカウ滝(Takakkaw Falls)へ向かう。

5.「タカカウ滝」とタタカウ

17:30、エメラルド・レイクから車で30分程度移動してタカカウ滝へ到着。こちらはエメラルド・レイクとは打って変わって駐車場はかなり広くすんなり停車。

車を停めて、20分ほど歩いて滝の近くまで行ってみる。滝の高さは373メートルとカナダの中でも比較的高い滝で、迫力満点。上まで登っている人もいるようで時間がある方にはおすすめのスポット。

ミストで虹がかかっている。
「タカカウ」は、先住民クリー語で「素晴らしい」や「壮大」という意味らしい

かなりミストが出ているので、顔や服が少し濡れる。カメラなどは注意した方がよさそうであった。

川を渡っている人もちらほら見かけた
写真用のモニュメント。使い方はよく分からない。

6. これぞシャトー!「シャトー・レイク・ルイーズ」

19:00、本日の最終目的地、レイク・ルイーズに到着。先ほどのタカカウ滝からは1時間弱。朝にレンタカーで時間を押してしまったため、太陽はすでに傾き切ってしまっていた。

夕方のレイクルイーズ、若干陽が傾いている
カヌーを楽しんでいる人がたくさん

夕方のレイクルイーズは少し曇っていた様子で、観光客はパラパラといる程度。今回は、レイク・ルイーズのすぐそばのに位置するシャトー・レイク・ルイーズ(The Fairmont Chateau Lake Louise)に宿泊。

ホテルの入り口の柵には熊の親子

シャトー・レイクルイーズを選んだ理由としては下記のとおり。少し値段が高めではあったが、お値段相応という感じで結果としてはとてもよかった。

  • ホテル宿泊者はホテルの駐車場を利用でき混雑する駐車場問題を解決

  • レイク・ルイーズでのカヌーの割引がある

  • モレーン・レイクへのサンシャインツアーに行きやすい

フロント、お城のようなおしゃれな内装

夕食は、ホテルのレストランで食べることに。ホテル内には3種類のレストランがある。カジュアルなお店のLakeview Lounge、ヨーロッパ系のWalliser Stube、レイク・ルイーズを眺めながら食事が出来るFairviewの3種類。

部屋からのレイクルイーズの眺め
7月ではあるが山頂には雪が残っている

今回は、ステーキを食べたかったためFairviewを選択。完全予約制で早めの時間はすでに予約が埋めっており、ラストオーダーぎりぎりである21時に予約。

レストランの予約時間までの間、アイスなどをたべて休憩しホテルを散策。歴史のあるホテルなだけありレイク・ルイーズが眺められる以外にも、ホテル自体が荘厳で雰囲気のあるホテル。

フェアマウントホテル仕様のアイスクリーム
ピアノの生演奏を聴きながら食事

21:00、レストランに向かう。運良く窓際の席を案内してもらえることに。21時を過ぎても外は明るく、レイク・ルイーズを眺めながら食べるディナーは贅沢である。

ご飯を食べながらレイク・ルイーズを見る。
写真は22時ごろのものだが、この時間でもまだ明るい。
Fairviewレストランのメニュー
バイソン以外にも ヘラジカのステーキも
おすすめされたバイソンのステーキ。
肉肉しく美味しい、周りに散っているのはポテト

23:00、お腹も満たされ、部屋に戻って就寝。翌朝は朝4時からバスでメインの一つでもあるモレーン・レイクへ。それではまた次回!

↓次回はこちら↓


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