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それってもしかして、ママ垢ルール?

2022年 8月
「ママ垢ルール」がTwitterのトレンド入りをした。

ママなのに筋トレをしたと、批判的なDMをもらった人がいた事を発端に、「ママ垢ルール」を述べつつ、茶化すツイートをした人が大変燃えていた。
文の前半は、たしかにあるよねというママ垢ルール、そして後半はそんな事してないで寝ろという内容であった。

その中で、小児性愛者や、授乳期の母親を狙う変態性癖の人を避けるための隠語をツイート内に盛り込んだ事が主に叩かれる理由であった。

ここで不思議な事が起きる。
名前に「〇y」等のママ垢独自の表記をつけつつ、「ママ垢ルールなんてない」という旨を引用するアカウントや、エアリプする人が続出していたのだ。

そして彼女達は「何をツイートしたっていい」と言うが、ならばママ垢ルールがある事、隠語が存在する旨をツイートするのも自由ではないのだろうか。

ママ垢同士が交流するためのツイオフにも、管理者がおり、ツイオフのルールが存在していてそれが守られ、人々は参加しているし、時には普通のツイートでさえ、「育児に関係ない事なんですけど…」と前置きするアカウントも存在する。

自分がママ垢の中にあるルールに則ったアカウント運用をし、自らのツイートの自由度を落としているにも関わらず「ママ垢ルール」なんてないと言うのだ。

ここで私は新たに2つのママ垢ルールを見つけた。


「隠語の説明をツイートしてはいけない」


ママ垢内で変態に見つからないように、絵文字等を使って表記しようねと決めている内容をツイートしてはならない。

そういえば!かつて転売ヤーよけに子ども服のお店を、絵文字にしたものをツイートした人が叩かれていた事を思い出した。

これについてママ垢外の人が、「二次創作の世界みたい」と反応していたのを見た。
まさにその通りだと私は思う。

二次創作の場合(BL等)は、それを求めていない一般の作品ファンの目につかぬように、検索避けのため作品名やカップリングを絵文字で表記するなどするが、ここにおいてはママ垢も、外部の人(変態)にわからぬよう検索避けをしている。

そしてこれは、暗黙の了解として存在している「ルール」なのではないか。
ルールが存在するので、それを外れた者は非難を浴びる事となる。

そうすると、もう1つここにルールが生まれる。

「ママ垢ルールがあると言ってはならない」

半年ROMるなり、人に聞くなり、学んだ上でママ垢を運用しなければ、他のママ垢に迷惑がかかるだろう!という事なのか。

奥深いTwitterママ垢の世界。
そりゃガレソさんも最近お気に入りなわけです。

【追記】
改めてガレソさんのまとめたツイートを見たけど、ツイ主もガレソさんも「ママ垢ルール」なんて言葉は、1つも書いていない。
不思議な事もあるもんですな!


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